二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 NEW39.秋サイド 更新 ( No.458 )
- 日時: 2012/03/29 11:28
- 名前: 奈流羽 (ID: 6DNfJ1VU)
- 参照: http://koebu.com/koe/b8614a23c3f358b3ce40b33d3f7e9f0692888794
続き
円堂「お前いい加減に…「もうやめてッッ」秋…」
秋「やめてよ、二人とも。南さんはおかしいよ。」
敬子「そんなことないわ。あなたもやってみればわかるのよ。
ほら、ちょうどいいのがいるじゃない。」
秋「ちがう、それがおかしいのよ。
ひどいわ、南さん。人を傷つけて、面白がって。
そんなの間違ってる!!」
秋が、ふらふらと立ち上がりながら言う。
痛々しい傷をあらわにして…
秋「羽流ちゃんだって!自分を大切にしてよ、ねぇ?
自分はどうでもいいなんて言わないでよ、お願いだから。」
僕、?
羽流「秋…。」
秋「ごめんね、羽流ちゃん、ごめんね。」
なんで、どうしてあやまるの?
羽流「秋、」
秋「謝るから。何度でも、許してくれなくてもいいから。
自分を大切にして、死のうとなんてしないで、私は必要としてる…!」
あき、やめてよ、ねぇ、秋。
僕はね、生きていていい人間じゃないんだ…、
大切になんか、しちゃだめな人間なんだよ、僕は…!!
秋の目からあふれ出る雫。
次から次へとながれていく。
泣かないで、お願いだから。
秋「羽流ちゃん、ごめんね。私が裏切ったから、」
泣きながら、秋は続ける。
羽流「秋!!」
秋「私があんなことしたからだよね。ごめんね、ごめんね、
信じてあげられなくてごめんね。」
秋は謝らなくていいんだよ?
謝らないでよ、なかないでよ、
羽流「秋、もう」
秋「あんなことしなかったら死のうとなんてしなかったよね。
わたしのせ、いで、ヒック…ご、めんねぇぇ、」
秋のせいなんかじゃないよ、ちがうから。
羽流「もういいよ、秋。
僕はそんなの気にしてないから。秋のせいじゃないんだ、違うから。」
ほんとだよ、自分を責めないで、?
羽流「自分を責めないで、締め付けないで。
僕は秋のこと好きだから。君が傷つくのを見るのが一番苦しいから。」
本当に、ただ君が好きだから。
秋「うわあああああああああ、」
泣く秋。
続いて、
敬子「ふん、くだらない。」
去っていくあいつ。
羽流「秋…。」
必死に腕を動かし、秋に近づく。
羽流「聞いてくれる?」
そう僕は言う。
目を閉じて、心の準備。
そして口を開けた…・
羽流「表情を見ないで、目を見ないで、たのむから。
今からいう言葉だけを聞いてね、秋。
本当に、秋は悪くないよ、信じて。
悪いのは僕だから、さっきも言った通り、自分を責めたりしないで。
秋、僕は君のことが本当に好きなんだよ。
またこうして話せるとは思わなかった。
誤ってくれてうれしかった。
僕のことなんかどうでもいいと思ってるんだろうなって思ってたから。
ぼくはね、怒ってなんかないんだよ?こんな、…こんな表情で話したって、説得力なんかないけど…。
表情じゃなくて、言葉に込めた、僕の思いを聞いてほしかったんだ。
ごめんね、秋。君達みたいに、普通に、自然に、笑えなくて。
ごめんね、秋。君みたいに、泣けなくて。
ごめんね、素直にものが言えなくて。
ごめんね、こんな、無表情で、、
本当に、ごめんね、僕がいなければ秋はこんなつらい思いをしなくて済んだのに、
僕さえ、いなければ、なにもなかったのにね。
本当にごめんね。僕も、笑いたくなくて笑わないんじゃないんだ。
笑いたいのに、わらえないんだ。
わらっていたい、笑顔でもう一度同じことを言いたい、
柔らかい表情で、優しい表情で、言いたかったよ。
ごめんね、ごめん。
本当にごめんよ、、」
ただ君に言いたかったんだ、
僕は本当に怒ってなんかない、
また一緒に話せてうれしい、
大好きだよ、って。。。
やっと、戻ってきたんだ、“うれしい”という感情
“笑いたい”、“一緒に泣きたい”そして、“好き”という感情
もっと、笑いたい。
自然に、普通に、優しく、きれいに、さわやかに、
笑っていたい。