二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 NEW42.キミが笑うから 更新 ( No.488 )
- 日時: 2012/03/30 10:11
- 名前: 奈流羽 (ID: 6DNfJ1VU)
- 参照: http://koebu.com/koe/b8614a23c3f358b3ce40b33d3f7e9f0692888794
*43.やっぱり、*
キーンコーンカーンコーン…
学校内にチャイムが鳴り響く。
その音はここ、屋上まで聞こえている。
暖かい日差しの下、吹き付ける風は季節通り冷たい。
真冬の今、屋上にいれば寒くて凍えそうなのだが、僕はそんなことより気になっていたことがあった。
凛のことである。
あの子は、なぜ急に南に全部しゃべった?
まず、一体あの子は何者なんだ…
悪いやつではないと思う。
まぁ確信ではないけれど。
あの子の笑った顔が僕を責める。
僕と一緒にいたころにかけてくれた言葉も
あれは、ウソ?
おかしいよ、凛なのに。
僕は本当に好きだったのに・・・・
名前はあの子なのに、見た目は僕の-----------。
ちょっと待て、、
見た目と中身が違う・・・?
僕と、風月のような…
まさか、ね。
凛…、は。
僕の知ってる、凛?
ガチャ、
念が通じたのか入ってきた人物。
羽流「凛、」
凛「((クス まだ生きてたんだ〜^ ^」
笑う凛。
目が、笑ってないよ?
その目に光など映ってはいない。
凛「まぁ〜、死なれちゃあ困るしなぁ〜☆
ふふふ、私があなたを闇に引きずって行かなきゃならないのに^ ^」
闇へと?
そうか、やっぱり君は、
羽流「凛、なんだね?」
凛「何当たり前のこと言ってるの?」
羽流「そう、当たり前のこと。
君は凛だ。僕の、
いとこの、凛。」
凛「ッ…!?どうして…」
羽流「凛なんでしょう?」
凛「…。」
羽流「そうか、わかったよ凛のこと。
正しくは、凛と…美加、のことかな。」
僕は正しかったのか。
最初からあってたんだ。
間違いじゃなかった、この子は紛れもない、美加だ。
そして、凛でもある…。
ガチャ、と音がする。
また誰かが入ってきた。
屋上には僕と凛の二人。
入ってきたのは、
風丸「空音と、海道?」
秋「何してるの…?」
円堂「どうかしたのか…?」
サッカー部。
そっか、来てくれたんだね?
ついでに、あんたも。。。
羽流「南も、来てるんだろう?」
敬子「よくわかったわね。
私的にはうまく紛れ込めてたと思ったんだけどなぁ☆」
羽流「まぁ、な。」
さてと。
解放してあげなくちゃ、
待っててよ、凛、そして僕の親友…
-----------------------------------美加…。