二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 イナイレ3曲歌ってみた((笑 ( No.551 )
- 日時: 2012/04/07 15:41
- 名前: 奈流羽 (ID: 6DNfJ1VU)
- 参照: http://koebu.com/koe/2c46959aa44379c25690601b1b6713e0ed6936db
*46.謎解き NO.3*
(相変わらずの凛サイド)
私の生活はいたって普通だった。
そう、普通だったのに。
3年のころまでは…。
4年になった途端だった。
朝来て、靴箱を見ると、いつもあるはずの赤い上靴がなくなっていた。
なんで、どうして・・・?
急に不安になったあの日のことはよく覚えてる。
でも私は自分でなくしたんだと無理やり言い聞かせて歩き出した。
教室へと行く足取りはものすごく重かった。
ガラッとドアを開けると感じたのは“冷たい”
なんでかな、服がぬれてる。
上を見るとひっくり返っているバケツ。
-------------------ああ、そうか。これって、
イジメ、なんだ。
そう、流行っていたんだ、その時にイジメが。
ターゲットをクラスで決め、いじめる。
ターゲットは誰にも逆らってはならない。
つらく、悲しい現実だった。
誰も私を見向きもしない。
話してくれない、無視、無視…
暴力だって何回も。
言葉の暴力だって何回も。
助けてって何回も。
助かろうと何回も。
何度も何度も、叫んだのに。
親友でさえも私を裏切っていった。
何も、悪いことはしてないよ?
どうして私なんだろうとひたすら思った。
そのいじめは5年になってもずっと続いていた。
もう私は耐えられなかった。
みんなに遊び道具として扱われ、暴力ばかりの生活には。
だから私はゆういつの味方だと、わかってくれると信じていた羽流にいったんだ。
「もう、たえられないよ」と。
なのに、言ったんだよ君は。
「私には、わからない」と。
わかってくれるんだと思ってた。
わかってくれて、私を助けてくれるんだと、
そのはずだったのに。
違ったんだね。
羽流は私のいとこで、小さいころから仲が良かった。
小さいころは羽流の両親もいて、羽流のお姉さんの成美ちゃんとも仲が良かった。
その頃はみんな笑顔で、楽しく暮らしてた。
羽流はすごくかわいい子で、いつだって私の憧れだったし…
親戚の間でもすごくかわいがられ、少し妬ましくもあったけれど。
好きだった、羽流のことが。
その笑顔が消えて、無口、無感情になってしまった羽流。
でも優しさは変わらなかったのに。
だから信じてた。
裏切られたと思ったのは、信じていたから。
ゆういつの心の支えを失って私は、
羽流「凛、」
羽流「ごめん。」
羽流「もういいよ、その先は。
わかってるんなら、いわなくていいよ、凛。」
羽流「言いたくはないんでしょう?」
凛「言いたくないけど。でも言わないと私はきっとまだここにいてしまうような気がするの。」
羽流「そう、」
私は息を吸った。
さぁ、おどろけ、命がまだある人たち。
自殺したんだよ・・・---------------------------------------。
その場にいた私と羽流以外の全員がいきをのんだ。