二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 ローリンガール歌((ry今日は熱← ( No.579 )
- 日時: 2012/04/10 15:43
- 名前: 奈流羽 (ID: 6DNfJ1VU)
- 参照: http://koebu.com/koe/a6e02c9b67b5fa5b63d6a06aec0ad0cfeba70e14
感想書いてもらいました☆
紫様
奈流羽さんのイナイレ〜memory〜の感想です
実はイナイレも台本小説も疎い紫です、すみません……
そんな訳で、いつも以上に見当違いなことを書き連ねる恐れがあります。
ということで、噂に聞くかの有名な超次元サッカー、テニヌとどっちがすごいのかなといろいろな意味でわくわくしながら、いざ!
だんだんとですね、文章がうまくなっている、というのがまずはじめの印象でした。
最初が読みにくい、という訳ではないのですが、話が進むごとに情景描写が入っていき、心理描写も入っていく。技が増えていくんですね。
前へ前へといく文章。向上心。こういうのは読んでいて気持ちがよいものです。
そういうわけで、これからはそんな技について書いて行きたいと思います。
今日は晴天。雲ひとつとして、ない。
あるのは熱く照りつける太陽と、青い空だけ。
序盤の方、だったと思います、こちら描写。その時の舞台の状況をしっかりと説明する。風景描写がちゃんとあるなと、このときはそんな感じにしか思っていませんでした。
しかし、読み進めていくと、次はこんな描写が表れます。
暖かい日差しの下、吹き付ける風は季節通り冷たい。
真冬の今、屋上にいれば寒くて凍えそうなのだが、僕はそんなことより気になっていたことがあった。
何となく、風景描写としてはこちらの方が好きだ、と思いました。
でも、最初の描写でも何も問題はないんですね。十分伝わってきますし。
では、なぜこちらなのか。たぶん、こちらの持つ情報量ですね。多くのことを、これだけの描写で伝える。寒いことはもちろん、屋上にいること、気になっていることがあること。こういう、情報を詰め込む描写はこれからも武器になっていくと思います。
何より台本小説のなので、描写を長々と書き並べると変になってしまいますから、短い中の情報量は大切です。
あと、この描写。対比があるんですね。対比、これがある文章は個人的に大好きです。暖かい日差しと寒い風。
暖かい日差し<寒い風<気になること
この順番を良く表していたと思います。さりげなく、そうと言わずに強調する。貴重な技です。
強調の話が出てきたので、少しその辺りから。
ズキズキと、右手が痛かった。
強がってみせた後のこの描写。右手自体の痛みはもちろんのこと、その心まで良く洗わせている描写でした。
台詞、行動に表さず、このように関係のない描写にまぎれさす。これからも使える技だと思います。
ちょうど思い出したので。
耳障りな電子音が鳴っている。目を開けると白い天井。
一つ一つ、段階を踏んで、あたりを明らかにさせていくと、覚醒直後というのが良く伝わって、良かったと思います。
あと、視点の変換ですね。特に秋ちゃんと羽流のところ。両方から見るからこそわかることがある。特にこのときのような心情が大切なところは良い方法だなと思いました。
視点、まあ、構成の話だったので、次もそのあたりから。
伏線、びっくりして読んでいました。
孤児院のくだり、あれはただ羽流がふっきるための話だと思っていたのですが、ある種の伏線だったんですね。よく考えてみると、その前にもいろいろありましたし。
前は何とも思っていなかったことが、色を帯びて表れる。こういう書き方は読んでいて楽しいです。
さて、あとはアドバイス、もとい紫の思ったこと。スルー推奨です
まず、イナイレをよく知らない人の意見とすると、もう少し人物描写が欲しかったです。何せ主人公の顔すら知らないので……
小説を読むに、描写する力は着々とついてきているので、これから新キャラが出てくる、もしくは序盤に手を加えようと思ったとき、容姿について説明があると、イナイレ初心者も話に入りやすくてありがたいです
それから、さらに一歩、といいますか、
先に長々と書いたのですが、情報を詰め込む描写。これができるようなので、それを利用したいと思います。
右手の痛み、この描写をヒントにしつつ。
ちょっとした手の動き、目の動き、あるいは風に流れる髪かもしれない、こういった、何気ない動作。目立たないだけ、暗示描写、伏線といったものに利用しやすいものです。
何も意味がなくてもいいんです、動作描写としてそれはそれで味が出てきます。後付け設定で伏線に仕立て上げてもいいですしね。
もちろん、意味があって入れたもののほうが後々使い勝手が良いです。伏線にするのも楽ですし。
そういうわけで、動作描写用、伏線用として、細かい動作、細かい風景の変化、そういった小さな小道具をさらに入れると何かの助けになると思います。
もちろん、あくまで小道具。台本小説の大変なところはなるべく短い描写の方が合う、という所だと思っています。短い描写にどれだけの情報を詰め込めるか。そんなところを考えながら、小道具を使うと効果的かもしれません。
台詞に情景描写を織り込むというのも、また一つだとは思いますが
……台本小説論は特にスルー推奨です、よく分かっていないので
そんなこんなで、見当違いなことを言っていないか心配な紫です、こんばんは
完結、もういつでもこんな感想の紫でよければ、いつでも大歓迎です!
それでは、感想を書かせていただき、本当にありがとうございました^^
これからも頑張ってください!
なんかめっちゃ素晴らしいのをもらっちゃいました!!!