二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜! 49.再び、 更新 ( No.714 )
- 日時: 2012/04/29 16:03
- 名前: 音愛羽 (ID: pymfwt0Q)
*50.手遅れ、ダヨ*
美香「なんで?そんなのひどいじゃない。」
敬子「そんなことないわ。」
美香「帰るなんて。ちゃんと今までのこと謝ってからにしなよ。」
敬子「謝ることなんて…」
敬子(羽流は・・・私が傷つけたの?)
敬子「何も…」
羽流「いいんだよ。もう、何もかも。」
僕は口を開いた。
羽流「いいんだ。悪気はないんだから。
よく考えて、自分の本当に考えていたこと。目的。」
そしたらわかるはずだから。
美香「羽流・・・?どうしちゃったの?さっきから何言ってるのかわかんないよ。
おかしいよ?ねぇ・・・・・」
羽流「いいから。みんな、屋上からでよう、帰ろうか。」
帰って、行こう。
もうだめだ。混乱してきた。
ガチャリ、と南がドアを開けて階段を下りていく。
あとに僕が続いて降りた。
南「ああ、そうよ。私は。私の本当の目的は空音羽流から風丸君を奪い取ること。そうよ・・・・・そう。」
ぶつぶつとつぶやき歩く南
思わず声をかけてしまう。
羽流「南。」
敬子「なによ、」
羽流「自分で、やることも必要だと思うぞ。」
敬子「何の話?」
羽流「風丸が好きなんだろ?だったら、自分で、告白するなりなんなりすればいい。
僕が邪魔なんだったら潰せばいい。
君がその気なら、殺せばいい。」
敬子「あんたは、どうしてそんなんなの?
優しいんだね。。ごめん…私が悪かったんだ。」
ごめん、か。
やっとわかってくれた?
許してくれるかな?
僕がこの世に存在したこと
敬子「冷静になれなかった。でもね、、私、それでもあんたが嫌いよ。
殺したいと思ってる。でも、もうかかわらないようにするわ。
じゃあね。」
なんて。もう遅いよ、ミナミサン
もう、テオクレダヨ、みんな
もうだめだ、力尽きた。
南、、叶うといいね。恋。
僕は…もう。
イヤダいやだいやだいやだいやだイヤダイヤダ
南の後ろ姿、背中から聞こえてきたサッカー部の話し声、雲が風で流れ去った後の真っ青な空、風ひとつない寒い今日。
「ごめんなさい・・・」
一言つぶやくと、駆け足で家に戻った。
風丸がこちらを見ていたことなど僕は知るわけもなく。