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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 NEW!!*58.幸せということ* ( No.921 )
- 日時: 2012/07/06 23:24
- 名前: 音愛羽 (ID: lDRmYQrD)
- 参照: http://koebu.com/koe/30ea4c5908fc87d01e585bd559d8f345bd882cb6
*59.気になる…*
風丸「だから!女顔から離れろ!!」
羽流「いや見た目そのまんまだから〜」
風丸「どんだけむかつくやつなんだお前は!」
羽流「少なくともお前よりはましだな」
風丸「うるさい」
木野「今日も仲いいのね…」
羽流/風丸「「なわけないだろ!」」
なんて初めに戻った生活。
違和感もない…はず…だったのだけれど。
事あるごとにあの恥ずかしい場面が脳内をよぎって…
『もういいんだぞ?強がらなくて。俺はお前のこと、わかったから。
味方なんだから。我慢すんなよ。
泣いていいんだ』
ぬくもり、安心感…
また余計なことを考えてしまった…
木野「羽流ちゃん?顔が真っ赤だけど…」
羽流「なっ…!!」
あぁもう…
風丸「…何考えてんだよ」
羽流「うるさいっ!!」
顔が燃えるように熱い。
なんだろう…本当におかしいや。
羽流「ほら!もう休み時間終わるぞ!!」
そう、今は休み時間。
10分休みだ。
秋と風丸が僕の席に来て…といっても風丸は僕の隣だけど。
最近僕の心境がおかしい。
何も考えたくないのにあの日のぬくもりを思い出してしまう。
どうして、どうして
数学の先生が教室のドアを開けて入ってきた。
日直が号令をかける。
ちら、と隣を見る。
彼の横顔は思ったよりきれいで…
『俺たちは仲間だ』
やっぱりおかしくなったのだろうか。
嫌いな君が、心に入り込んでくる。
大嫌いな君が、気になってしょうがないよ
宇宙一嫌いな君を、僕は、…気になってるの…?
「では教科書を開いて…」
窓から風が入り込んできた。
風丸「ごめん、教科書見せてくれないか?」
隣には低い声。
羽流「ん、」
差し出した教科書を受け取る大きな手。
なんだろう、何かが、おかしい。
気になってしょうがないよ、
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