二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 更新!!*59.気になる…* ( No.942 )
- 日時: 2012/07/09 10:12
- 名前: 音愛羽 (ID: d3Qv8qHc)
*60.気持ちは*
羽流「秋いいいいいい…」
といいながら僕はテーブルに突っ伏する。
向かいには秋がちょこんと座っている。
秋「なあに?」
今は放課後だ。
そして、僕の家で話し中。
僕は秋に今僕に起きている心境の話を全部秋に言う。
本当に僕はどうかしている…
秋「それってね、羽流ちゃん。コイっていうのよ」
故意?
鯉?
秋「恋よ、恋。あなたはね、風丸君が好きなの」
あまりにもあっさりと、ものすごく単純に気持ちの名前を聴けたことに驚きと、恋という言葉がなんなのかという疑問。
恋…ってなに?
好きって…何?
いままで生きてきてそんな言葉を聞いたことがない僕には理解のできないものだった。
羽流「よくわからないんだけど」
秋「好きってことはね…、その人のことばかり考えたり、恥ずかしくなったり、その人と話しにくくなったりすることよ。
そうね、心臓が高鳴ったりするかしら」
て、んなわけないだろ〜
僕が風丸のこと好きだなんてさ〜
よりによってそんなやつ?
ないない!
羽流「そんな…ことないと思うけどなー・・・」
秋「顔赤いけど」
羽流「ぇ…」
ちょっとまってちょっとまって
いやいやいやいやいや…
僕が風丸を、好き?
なわけないじゃん。
好きってあれでしょ?
家族をスキっていうのとちょっと違う好き。
秋の説明ではそういうことになるんでしょ?
恥ずかしい…
もう、よくわかんないよ
羽流「よくわかんない…。好き…なのかな」
秋「それはわからないけど、私には何もできないことよ。
まぁ、気長に見ていけば?明日あった時に気付くかもしれないし」
羽流「…うん」
秋「さ、おでかけしましょ!気分がえ!」
羽流「あぁ!」
君はどうおもってるんだい?
僕のこと。
やっぱり宇宙一嫌いかな。
僕もそのはずなんだけどな。
…たぶん
でもいつだって君に会ってから真っ先に考えていたのは君で。
君も僕をすごく思ってくれてるんだと思う。
嫌いだけど、
放っておけないよ
助けてくれたのも、いろんなことを気づかせてくれたのも、
全部君だよね。
思い返せば、熱を出して倒れた僕を保健室に連れて行ってくれたのも君だし、
一週間に一回会うって言ってくれたのも君だし、
南が僕にいじめられているって知っても君だけは信じてくれていたよね。
あれ、おかしいな。
なんだろう、キミを思うと、
僕、なんだかおかしくなっちゃうよ
君が僕をどう思っているのか、
気になって
気になって
しょうがないんだ。
どうしてだろう、嫌いな君が、
僕の心の隙間から入ってきてしまったのかな。
傷を埋めて、その中に閉じこもっちゃったみたいだ。
出て行けって言っても、そこから抜け出してはくれないみたい。
どうしよう、自分が…
わからないよ