二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 彼方と貴女にさよならして。 ( No.11 )
- 日時: 2011/10/10 23:55
- 名前: 携帯しずく ◆UaO7kZlnMA (ID: ZZSfsyIC)
- 参照: 休みなのにクラブってorz
「ほら、蓮」
瞳子が包み紙に入ったクッキーを差し出すと、幼い蓮はにっこりと可愛らしい笑みを見せた。嬉しいのかぴょんぴょんと跳ね周り、スカートの裾がふわりと広がる。
今日もまたお日様園の職員がふざけていた。今日の幼い蓮は、女物の青いワンピース姿。言うまでもなく蓮は男であるが、髪が長いため青いワンピースは実によく似合っていた。
瞳子が呆れたように「蓮、暴れないの」と注意すると、幼い蓮は跳ねるのを止めた。
「ありがとう! ねえさん!」
心底嬉しそうな声でお礼を言って包み紙に入ったクッキーを受けとると、部屋の隅の方へと歩いていく。クッキーをもらえたことが本当に嬉しいらしく、幼い蓮はニコニコと笑っていた。その笑顔で、「はるや〜ふうすけ〜」と仲良しの二人を呼びながら走った。その先には、積み木を重ねて遊ぶ幼い南雲と涼野の姿。
「れん、どうしたんだ?」
幼い蓮の存在に気付いた南雲は積み木遊びを止めて、幼い蓮に近づく。
「ねえさんにお菓子もらったの。いいでしょ」
幼い蓮は手のひらにクッキーを乗せて、幼い南雲に見せびらかした。すると、幼い南雲は幼い蓮の手からクッキーをかっさらう。
「お、うまそうなもんもってるな。ちょっとよこせ」
「は、はるやぁ! それ、ぼくのだよー」
盗られたクッキーを取り戻そうとするが、幼い南雲は素早い。包み紙をさっさと剥き、クッキーを口のなかに放り込んでしまった。
哀れにも楽しみにしていたクッキーを食べられた幼い蓮の悲しみは深い。はるやのバカバカと叫びながら、幼い南雲の頭をポカポカと殴っていた。だが、あまり効果はない。最終的には、幼い南雲に「オレのもんはオレのもんだ」と吐き捨てられ、逃げられてしまった。一人残された幼い蓮は、黒曜石のような瞳を潤ませ、今にも泣き出しそうである。そこに小さな手が蓮の肩に乗せられた。
「またたべられたのか?」
「ふうすけぇ! はるやにおかしとられたよぉ」
ゆっくりと振り向くと、幼い蓮は、幼い涼野に泣きついた。幼い涼野は、初めは呆れたように眉をひそめたが、そのうち仏頂面で幼い蓮の頭を撫で始める。あまり感情を表に出さない幼い涼野なりの励ましである。頭を撫でられる蓮は、幸せそうな表情で笑っている辺り、頭を撫でられるのが好きなようだ。
やがて幼い蓮が元気になると、幼い涼野は手を離して、
「なら、きょうのおやつをはんぶんこしようではないか」
「うん。ありがとう、ふうすけ」
幼い蓮は、花が咲いたように笑った。
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幼少時代を書きたかっただけ←南雲はジャイ●ンみたいな性格。
三連休なのにベルクラブでした←8時までって丼だけや。眠いまま書いたんで駄文極まりない。コメント返しも後で…あとで修正します。
