二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 息抜きの続き! ( No.428 )
- 日時: 2012/02/03 20:14
- 名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: r4kEfg7B)
キャラは前回と同じ>>410
プラスα!→久遠冬花/守君と結婚できなかったことを根に持つ、稲妻総合病院の看護師。
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「霧野…大丈夫か?」
カードを渡しながら、神童が心配そうに顔を覗き込む。受け取った霧野は、非常に体調が悪そうだ。夏未の料理のすごさを、円堂と風丸は改めて感じる。
「夏未さんは裏切り料理が得意ですね〜」
「「「!!?」」」
「冬っぺ!?」
気づくと来ていた冬花が、カードを見ながら言い放った。今は病院で看護師の仕事をしているが、イナズマジャパンでマネージャーをしていた時代は、秋・夏未と円堂をめぐり静かに火花を散らしていたこともある。そんな彼女は円堂を見て笑顔を作ったが、天馬は自分と似たものを感じ取る。———そう、腹黒要素を。
「今の雷門中サッカー部の顔が見たくなって…。私も入っていいかな。」
「ああ、もちろんだ!」
「すいません、監督……トイレ行ってきます。」
カードを持ったまま、霧野が立ち上がる。少し進めててください、と言葉を残し、ファーストチームの部屋から出た。
天馬が王さまだーれだ、と声を張り上げる。
「私☆」
「「!!??」」
にっこりと微笑んだ女性、久遠冬花。とたんに、その笑顔が怖く思えたのは天馬だけでは無いだろう。天馬以外は全員が見覚えのある表情。ついさっきの、王様の顔だ。復活したバダップが、顔をしかめる。警戒しているのが、顔を見ずともミストレに伝わっていた。
「12番が2番に告白★」
「冬花、何があったんだお前に。」
「いつも通りですよ、風丸君。」
即座に言葉をかけた風丸に、間髪いれず返す冬花。雷門イレブンは唖然としている。倉間も車田も、口をぽかんとあけて彼女を見ていた。と、ミストレが沈黙を気にせず、言った言葉が部屋中に響く。———頑張れ、と。
「2番って誰ですか?(ニコッ」
「ええっ!?狩屋12番!???」
素っとん狂な声を上げた天馬。全員が、狩屋を振り返った。
「俺は1だ。」
「7番…」
バダップとミストレに習い、全員がカードをオープンする。しかし、2番はなかった。
戸惑いの空気が漂う中、狩屋が口角をつり上げた。
*
「きーりの先輩っ♪」
「…?どうした、狩屋。」
戻ると、なぜか皆が納得した表情をした。狩屋はすごいニコニコしてる。…一体、俺がいない間に何があったんだろう。気味が悪い。狩屋が俺の前で俯いてうじうじしてるとか…。何があったんだ?全く状況が理解できない。頭うったのかコイツ。
「…霧野先輩、俺ずっと、先輩のこと…」
「「「!!?」」」
風丸さんの反応が…ドン引き?顔面蒼白だ。
しかし、一体狩屋はどうしたんだ?顔を注意深く見ていると、早速収穫があった。—————ニヤリ、と笑ったのだ。
「っ!!」
霧野危険察知センサー発動!コイツは何か企んでいる!!▼
「ハンターズネット!!」
* *
「俺、ずっと先輩をハンターズネットに掛けたいと思ってたんです★」
掛けて何をしたいか?う〜ん、そうだな。とりあえず先輩が以後俺にうるさくしないことを願って、って感じ。満足に悪戯もできないからストレスがたまって仕方ねえ。今回はその憂さ晴らし。俺の演技に騙されてひやひやしてた奴らの顔も見ものだったな。
あ、ここまで見てくれてありがとう♪これからもこの駄作者を優しく見守ってくれると嬉しいな☆
「狩屋、いい加減おろせっ!!」
うるっせーなー…。
「あ、そーだそこの御三方!必殺技当ててもいいですよ♪」
「本当?じゃあお言葉に甘えて…エスバカ、バダップあれをやろうか。」
「エスバカ言うなミネストローネ。」
「え…本気で当てるつもりですか……?」
「よし…いくぞ、デスブレイク!」
「円堂っ!霧野がっ!!」
「させるか!オメガ・ザ・ハンドッ!!!!」
部室、大丈夫かな…。
* end *
最後のセリフ、上から順に狩屋、ミストレ、エスカバ(なぜか来た)、霧野、バダップ、風丸、円堂です。
分かりづらくてすいません;;
以上で駄作者の息抜きは終わりです。今度は本当に続きません(笑)