二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.105 )
日時: 2012/03/23 09:15
名前: ナル姫 (ID: evp0hpRa)

「チャクラすっくな!!スゲェ少な!!」
「うるせぇな。言っただろ?俺は混血なんだ。」
「にしても少な…。」
「Shout up!!」
「ハイハイ、もうそれまで。」

カカシが止めに入った。そして、もう行かなくちゃいけないなと呟く。

「じゃ、ナルト、サクラ、サスケ。新人さんに色々教えてあげてね?三代目様のところに行けば、任務もらえるから。バイバイ。」

カカシは煙に包まれて消えた。



___



「三代目って、猿飛の爺さんだよな?」
「政宗さん。爺さんなんて言ったらダメですよ。」

そこにサスケが入った。

「立場的には大名は忍より上だ。心配しなくていいだろ。」
「でもよー!今は立派に忍びじゃん!」

ナルトは政宗の首にかけてある額あてをコツンと叩いた。

「俺たちと同じようにするべきだってばよ!」

政宗は鼻でフン、と笑い、言った。

「チビはうるせぇなぁ?」
「どっこいどっこいだろーがー!!」


___


「貴方様が、伊達の御曹司、政宗様ですな。」
「あぁ。以後、お見知りおきを。」
「いえいえ、こちらこそ。…さて、では任務を言い渡す。」


___


「「「「…。」」」」

ナルトたちの目の前には、体の大きなオバサンがいた。見た感じ金持ち。何故なら、彼女は高そうなコートに、靴に、アクセサリーにと、高級づくめなのだ。顔は陽気そうで、世間に『苦手』と判断されそうなタイプだった。

「あきはらコスモ様じゃ。今回の依頼人。」
「依頼内容は?」

サスケが尋ねる。

「私をある里まで送って欲しゅうございますの。」

低音の声で彼女は言った。

「ってことは、Cランク任務ですね?」

サクラが訊いた。

「うむ。」
「Cランク任務ーーー!!?三代目のジジイーー!!何で新参者にそんな任務やらせんだってばヨーー!!?」
<ゴンッ>
「いてっ!」
「静かにしなさいよ馬鹿!」
「…で、とある里ってどこだ?」

すると、あきはらコスモは言った。

「西の里…枯葉の里まで。」