二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.107 )
日時: 2012/03/23 09:19
名前: ナル姫 (ID: /8RPd6Ii)

「ヘェ、枯葉ってこんな最西端にあるんだ…。」

政宗が言った。ナルトは知らねぇのかよ、と政宗を馬鹿にしたが、政宗は全部無視していた。

「枯葉の里は、一年中涼しいから沢山の枯葉が出るのよ。」
「フーン。物知り。流石、俺のhoneyだな♪」
「テメェ!!何度も言うけどな、サクラちゃんは俺のもんだァァァ!!」
「違うって言ってるでしょ!!しゃーんなろー!!」
<ドカンッ>
「あーーーー!!」

ナルトが里の外れまで吹っ飛んだ様子をサスケは溜め息をついて慣れたように、あきはらコスモは楽しそうに、政宗は唖然として見つめていた。


___



「アンタの里は何て名前だ?」

サスケが政宗に尋ねた。

「『雪の里』。ほぼ一年中降ってるからな。」

政宗は笑って続ける。

「でも俺は自分の里が好きだぜ。確かに田と畑しかなくて退屈な里だが…大切な所だ。」
「何で政宗さん、忍に…?」

今度はサクラが政宗に尋ねる。

「父親がなぁ、家督継ぐ前に修業しろって。」

他愛ない話をしながら進む道。枯葉の里はまだ遠い。