二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.111 )
日時: 2012/03/23 21:41
名前: ナル姫 (ID: lquHsOOW)

『満月は好きじゃねぇ』…?

ナルトはどういう事か訊きたかったが、それっきり政宗が寝てしまった為、訊けなかった。ナルトとサスケは顔を見合わせた。そしてサスケは首を捻る。ナルトもそれ以上は諦めた。

(初めての任務で…疲れてんだな…。)

ナルトは布団に潜った。サスケが部屋の灯りを消した。


___



「サクラちゃーん!おはよー♪」
「お早うナルト、サスケ君、政宗さん。」
「good morning、honey♪」
<チュッ>
「テメェェェェェ!!又かァァァァァァ!!」
「お早うのkissだ。」
「だからなんだァァァァァァァァァ!!!」
<ドスッ>
「「ウグッ」」

ナルトと政宗の首にサスケの手刀が入る。そして、もう発つぞと言った。もうかよと不満爆破のナルト、従う意思のサクラにコスモ、口出ししない政宗。

「多数決だな。」
「チェッ!」


___



「政宗さん大丈夫ですか?疲れてないですか?」
「あ、あぁ、大丈夫。」
「良かった。慣れないことで疲れてないかなって…。」
「一晩寝れば平気だよ。」

政宗は笑った。ハニーは優しいなぁと言ってナルトをチラッと見る。それにナルトが怒ってギャーギャー騒ぎ立てる。楽しい雰囲気。






「ここから、紅葉の里。」

暫く歩いてきたナルト達。目の前には美しい並木通りの風景が広がっている。まだ春のため紅葉の時期ではない。そのため並木の葉は緑だった。

「おー!スゲー!」
「見事でございますわね。」
「ここと、次の…柿の里を過ぎれば枯葉の里だ。だが、柿から枯葉までが遠い。」
「何にしろ、ここは通らなきゃなんねぇんだな。」
「あぁ、それが最短だ。」
「なら、急ごうぜ!」