PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.119 )
- 日時: 2012/03/30 15:05
- 名前: ナル姫 (ID: 0a987INq)
「あーひでぇ目に遭ったってばよ…。」
サスケは外を見る。まだ大分雨は降りそうだ。
「ここで、一晩過ごそう。」
「そうね、これじゃロクに進めないし。」
サクラが賛同する。ナルトは不満そうな声を漏らしそうになったが、政宗やコスモの疲れきった顔を見て、反論するのをやめた。
「仕方ねぇ、寝るかぁ…。」
ナルトはゴロンと横になった。
___
「ナルト、ナルト。」
政宗とコスモが寝付いた後、サクラがナルトを起こした。サスケも起きている。ナルトには二人の意思が分かった。交代で小屋を見張ろう、と言っているのだ。政宗にそれを聞かれたら、見張りの役を政宗にも回さなければいけない。だが任務に慣れてない、チャクラも少ない政宗にそれは無理だろう。
「じゃ、俺から見張る。ナルト、サクラ、二人頼むぞ。」
「おう。」
「分かったわ。」
サスケは小屋から出て、屋根に上った。
___
(大名家か…。裕福な生活をしていたんだろうな…だがこの世界は、甘くない。伊達輝宗、現伊達家の当主で伊達政宗の父親。…奴は息子を忍の世界に入れて、一体何を企んでいる…?)
『親父がなぁ、家督継ぐ前に修行しろって。』
(本当にそれだけなのか…?)
『父さん、母さん、兄さん。』
家族…か。
PR