二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.120 )
日時: 2012/03/31 14:06
名前: ナル姫 (ID: 2e/Kg4WG)

「なぁ佐助、俺が急に死んだらどうする?」
「どうするって…どうしようかなぁ。旦那は俺様の雇い主なんだから、死なれちゃ困りますよ。」
「兄上がいるであろう。」
「あー…信幸様ねぇ。でも、旦那のほうが良いかも。」
「お前と兄上、冷静なもの同士気が合いそうではないか。」
「そう?」
「うむ。」
「…てゆうかさ、なんで急に?」
「…なんとなくだ。」
「ふーん。」

本当だか。

何の理由があるかは、知らないけどさ。


「旦那はどうする?俺様がいなくなったら。」
「うーん…。」
「って、まだ才蔵も鎌之助も、十蔵も沢山いるね。」
「そうだな。」
「一人欠けたくらいで…ねぇ?」
「…でも、寂しくはなるな。」
「そう?」
「あぁ。」
「なら、なんか嬉しいね。」


殺人鬼だけどね、俺様。


「お前がいなくなったら、誰が団子を買うのだ…。」
「アンタ、自分で買ってきてよ。」


何故だ。

だって俺様がいない設定じゃん。


「そうだったな。」


…そうだな、お前が死んだらまず、墓くらいは作ってやる。

あらら、忍にしちゃいい扱いだ。





「心配いらないけどな、死んだら、など。」
「…それもそうだね。」