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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.127 )
- 日時: 2012/04/03 14:51
- 名前: ナル姫 (ID: 8Tlqu13n)
「政宗さんも、コスモさんも、よく寝てるわね。」
「うん。」
「…サスケ君、大丈夫かしら。こんな雨の仲見張りなんて…。」
「佐助に心配は要らないと思うってばよ?」
「…それもそう、ね。」
その時、小屋の扉が空いた。びしょ濡れになったサスケが入ってくる。
「どうだった?」
「この雨じゃ誰も近付けはしないと思うが…。」
「ならもう大丈夫じゃねぇのぉ?」
「何言ってんのよナルト。このへんは山賊が多いんだから…。」
サクラの言う通りなのはナルトも分かっている。しかしこの雨の中、どう見張れというのだ。サスケでさえ雨の中では無理と判断して戻ってきたのだろう。
「…いざ襲ってきたら、政宗とコスモを起こせばいい。」
「サスケ君…。」
「それしかないだろ。雨の中見張っても、視界が遮られる。」
サクラも了承し、三人も寝始めた。
___
「…あの小屋で間違いないのかね?」
「はい、義光様。」
「ふむ…吾輩の可愛い甥だけど…。」
「今ははたけカカシがいない、第七班に所属しています。」
「第七班?誰がいるのかね?」
「は、まずははるのサクラ。頭脳明晰、更にはチャクラコントロールも上手いとか。次にうちはサスケ。名門うちは家の末裔です。最後にうずまきナルト。あの、子供です。」
「…なるほど、まぁそのくらいの子供が居たほうが、政宗君は過ごしやすいかな?」
「…。」
「しかし…吾輩の妹とその旦那は、何を考えているのかね?」
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