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Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.23 )
日時: 2011/10/30 14:07
名前: ☆Milk☆ (ID: kMhI8rct)

小説要望かしこまり!
成実は自分の中でチャライからね。
どうなるんだろう・・・。





*ヤキモチ*    〜政宗と成実〜




梵に新しい側近ができた。
名前は片倉小十郎。輝宗様が少し前に前に小姓として取り立てた人だけど、何を思ったか側近になりたいと願い出たそうだ。
元々はあんなに暗い奴なのに、小十郎が側近になってから人が変わったみてぇだ。ま、梵が明るくなればいいんだけど。
・・・でも何か・・・何かなぁ・・・。
「時宗丸!小十郎を見ておらんか?」
「え?見てないけど・・・。」
「そうか・・・何処へ行ったんじゃうつけめ・・・。」
うわぁ・・・見えないとこでうつけとか言われれる・・・。
何か寂しそうだな梵・・・。
「・・・なぁ梵。」
「ん?」
「梵、そんなに小十郎がお気に入りなのか?」
「え?」
梵は一瞬何を言ってるんだと言うような表情を浮かべた。
お気に入りなのは間違いないだろう。何しろ自分を変えてくれたのは、紛れも無くあの小十郎だから。暗いままだったら、梵は城主になれないかもしれない。
「当たり前じゃろう?なんじゃいきなり。」
「・・・別にぃ?」
最近、つまんねぇんだよなぁ。梵は小十郎と一緒にいるて遊んんでくんねぇし、城内を見ても暇そうな奴はいない。
「・・・なんじゃ?時宗丸・・・。ヤキモチか?」
「ヤキッ!!」
ヤキモチだぁぁああ!!?んなわけあるかぁ!!
つまんねぇけど!でもヤキモチじゃねぇし!?
「・・・久しぶりに鬼ごっこでもせんか?」
梵は、ニカッと笑った。
「・・・やる。」

「「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」」
まる一刻走り回った俺たちはクタクタになった。
「スカッとしたのう・・・。」
「うん・・・。」
楽しそうだったけど、どうせ小十郎が帰ってきたらまた小十郎のとこ行くんだろ?
俺より小十郎のほうがいいだろ?
分かった。これはヤキモチだ。だって、ちょっと前まではあんなに一緒にいたのに、すーぐ小十郎になついちゃったんだもん。寂しいよ。
「・・・のう、時宗丸。」
「・・・何?」
「儂はお前を将来重臣として扱う気じゃ。」
「で?」
「もちろん小十郎もじゃ。」
「だろうな。」
「お前らは同じ立場じゃ。・・・決して、お前より小十郎のほうがいいとか思っておらん。ただ・・・。」
梵はこっちを見て笑った。
「小十郎の方が甘やかすから、泣くと面白いだけじゃ。」
・・・何こいつ。
可愛い顔して悪魔じゃん。
小十郎カワイソ。
「秘密じゃぞ?」
「分かってるよ。」


「何梵ひどいっ!!こじゅと俺は同じ立場でしょーー!?」
「うっせぇ!!とっととやれ!!」
「盆はいつもそうだ!なんか俺だけ仕事多い!」
「雑用だからマシだろうが!書類系のことやりたいんんか!?つーかっ

お前ならやれると思って言ってるだけだから!」





はい、どうだったかな?
政宗と成実というよりは梵天丸と時宗丸だったね。
また要望待ってます!