二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.5 )
- 日時: 2011/10/18 18:00
- 名前: ☆Milk☆ (ID: khxqjExY)
>凌空
了解しましたっ!
小太郎が壊れるかもしれないけど頑張るよ!
ではどうぞ☆彡
*三人の友情* 〜佐助と小太郎とかすが〜
「かすが!こたろー!サッカーしよう!」
こいつはいつも元気だ。
「ちょっと待ってよ佐助!」
こいつはいつも可愛い。
俺とかすがと佐助はいつも一緒だ。
幼稚園、小学校、中学校・・・。三人一緒だ。
この友情は一生壊れないと信じている。何があっても崩れないと。
きっと崩れない・・・・・・。
「クラス、離れちゃったなぁ。まぁ関係ないか。」
高校の入学式、佐助が明るい声で言ってきた。
「まぁ、私はお前と離れられて嬉しいが?」
「ちょっとぉ?かすが?酷くない?」
「うるさいっ!お前だけ一人離れて、いい気味だぞ。」
そう、佐助だけ離れてしまったのだ。サスケの言う通り、関係ないが。
「チェッ。素直じゃないの。」
「私はこれから中学の友だちと、カフェ行くから。じゃぁな。」
かすがは行ってしまった。
「・・・小太郎。」
佐助が何時にない真剣な顔で言った。
「・・・?」
「ちょっと、話があるんだ。」
「・・・なんだ?」
「その、俺のかすがへの気持ちはお前も知ってると思う。でも、かすがは友達ってだけで、全然そんな気ないだろ?」
たしかにそうだ。かすがはそんなこと考えないだろう。
「それに・・・もし、もしだけど、俺とかすががくっついたら・・・お前はどうするかな・・・って。」
春日と佐助が並んで歩いているところを想像した。
俺だけ一人、後ろから付いていく。
なんか、怖い。
「・・・。」
「何か・・・嫌だろ?」
「・・・あぁ。」
「それにさ・・・お前もだろうし。」
俺とかすがと佐助はいつも三人一緒だ。
お互いの気持ちぐらい簡単にわかることを俺たちは知っている。
「・・・あぁ。好きだ。」
「だよな。」
佐助は苦笑した。
「俺とお前、どっちかかすがとくっつくかもしれない。
・・・でも、俺たちの、『友情』はそのままだ。・・・そうだろ?」
・・・そうだ。佐助の言うとおりだ。
恋愛になったからなんだ?
友情はそのままじゃないか。
俺は何を怯えている。
「・・・じゃぁ。取り合いだな。」
「小太郎には譲らねぇぞ?」
「臨むところだ。」
「佐助ーーーー!!帰るぞーーーー!!」
真田幸村の声だ。
「はいよー!じゃぁな、小太郎。クラスちがくても俺が取るから。」
「出来るもんなら。」
日が沈もうとしていた。
やっぱり着崩れないな。俺たち三人の友情は・・・。
どうだったでしょうか・・・。
小太郎は難しいですね。喋んないんだもんあの子・・・。
勝手にしゃべらしちゃったけど・・・。
気に入ってくれたら幸いです。