二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.53 )
日時: 2012/02/11 14:00
名前: ☆Milk☆ (ID: LsY9Mst/)

>ろーちゃん
了解だお!バレンタインスルーな女の作品で良ければどうぞ!


*オリキャラ*
   春崎 美波 :秘かに政宗に想いを寄せる地味な子。


*君に甘い思いを*

「来た…。」
私の目を向ける先に、一人の男の子。
クラスで一番…いや、学校で一番人気の、伊達政宗くん。女の子たちに囲まれながら、ちょっと迷惑そうに、それでも笑いながら、校舎に向かう。
今日彼は、手提げのカバンを持っていた。それは、今日がバレンタインだから。自分が沢山貰うことは、よく理解できているんだろう。カバンは大きめだった。
私も、チョコを持ってきていた。

政宗くん。とっても素敵な、政宗くん。

このチョコ渡したいけど、私にはきっと無理だよ。

「ねぇ政宗君!私のチョコ食べて!」
「えー!?私のが先だよ!!」
「あーはいはい、喧嘩すんなよ。」
あんな積極的にできないよ。
地味なメガネだし、髪真っ黒だし、背も低いし。

つり合わないよ。

でも、もし君が。

「…ん?Hey、What's are you doing、girl?」

ちょっとでも私のことを。

「何してんだよ、そんな狭いとこで。」

気にかけてくれるなら。

「ほら、出てこいよ。縮こまってねぇでさ。」

このチョコ、渡します。

「こ…これ。あげます。」
「何これ?チョコ?」

このチョコに、全部の思い込めて。

「サンキュ。帰ったら食うな。名前は?」
「春崎…美波。」

届けるだけでいいんです。
叶えだなんて、贅沢なことは言いません。


_______________________________


3月14日

「春崎美波、どこ?」
「?」
「あ、いた。」
「な…んですか?」
「はい、お返し。」
可愛い。ピンクの包装紙。赤いリボン。
「開けていいよ。」
「…これ、何?」
「コンタクト。メガネ外せよ。そっちのほうが可愛いぜ?美波ちゃん♪」

叶えだなんて、贅沢なことは言いません。

でも君が私を覚えてくれるなら、私は君に、思いを募らせます。

_______________________________


何かまとまりのない文章に・・・。申し訳ないです…。