二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(コメント募集中! ( No.143 )
- 日時: 2012/02/19 19:52
- 名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: PtJSydhi)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?766815&
000二十三話000 または*四十四話*
<白昼夢?それとも夢?>
う゛う゛う゛…痛い。
頭が痛い。
破裂しそうなくらい頭が痛い。いったいこの痛みは何?
ガンガンと鳴り響く効果音。
意識までもが無くなって行く…誰か助けて————…
☆
「気が付いた?アハ、まさか魔法戦の途中に出てくるとはねぇ」
視界に移る景色は白。
此処はまるで…私達の住む次元?
「あたしは今、プエルと一緒に魔法戦争ごっこみたいなのしてたんだ。そして、魔法陣を出現させようと思って魔法陣魔法を唱えたら…あの「闇の魔法陣」が浮き上がってきて、紫の光とともにファーリーちゃんが出てきたのぉ。プエルがそれで悪戯して、ファーリーちゃんに魔法かけて、それで意識失っちゃって、そこらの大木にぶつかって、頭打っちゃって、ファーリーちゃんを大急ぎであたしの家に連れてきたってわけ。ここにはきちんとフィンちゃんいるよ。ティスカちゃんも。」
「あ、どうも。お久しぶりです。」
「あ、あのっ、お久しぶりです。ティスカですが…覚えてませんか?当然、覚えてませんよね…」
「いえ、覚えてますから。」
「あ、起きたんだー。昌だ。覚えてるか?勿論ルカも」
「寒…」
私は今までの事を話した。魔法陣から聖なる山へ行ったこと、仙人に会ったこと、リアルプレイのダンジョンの事、レラ、レロの事。
「きっと白昼夢でしょう!フィンの感では、です。」
「え、私は、夢だと…」
モジモジしていたティスカちゃんは、突然話すのをやめた。
「夢遊病、とか?」
なわけないだろー!夢遊病は勝手に寝てるのに体が動いたり食べたりする病気(?)だし。
wikiは…睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう、夢遊病、夢中遊行症)とは、睡眠中に発作的に起こる異常行動のこと。無意識の状態で起きだし、歩いたり何かをした後に再び就眠するが、その間の出来事を記憶していない状態を指す。このような夢遊病の多くは、就眠後1時間から3時間のノンレム睡眠時に発生することが多い事が分かっている。
と書いてあるわけで。
「ああ、愛しのネレンシア。相棒の震えを止めたまえ!」
え?
いま、誰も居ないのに声がした。どうも天井から聞こえた。
上をそっと見た。が、誰も貼りついて居ない。
すると、ティスカちゃんの震えは止まった。
「え、何でですか?急に力がみなぎってきました!」
カムハさん、目をキラリ。
「今の呪文、そう、ティスカちゃんの相棒が唱えたな。あたしは確信した!ネレンシアは力の神で…」
それにしても、何か、この頃、
パニりすぎ〜!
::続く::