二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(オリキャラ募集中 ( No.117 )
- 日時: 2012/01/26 20:11
- 名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: 3pCve.u0)
000十七話000
<闇の招待状 中編>
澄み切った青空の下、ゴロリと芝生に転がる少女。
・・・って、こんなのドラマの一部のシーンでよくある展開だ。
少女ってほど小さくも無いし、大きくも無い。
しっかし、映画のワンシーンって、それほど有り得るという訳でもない。
すると。急にカミナリが鳴りだした。額に、ポツンと冷たい雨水が流れ落ちる音もした。
見渡すと、洗濯物を取り入れる人や、傘を差す人が溢れていた。
だけど、今日は傘なんか持ってきても居ないし、雨宿りできるような木は一つも無い。
トントン。私はビクッとした。でも、どっからどーみてもフツウの人だから安心した。
「傘、あげる。俺さ、いんないから。」
相手は男だった。ニッコリと笑う男の顔は、記憶にない。
なのに急に声何かかけられても困る。
第一、相手の名前何か知らないし。
「俺の名前はリヴェリア。家は…イベントホールの近くの海にできた新しい家だ。傘は、こんど返しに来いよな!」
「・・・はい。」
私は顔なんか見ないでただ首を縦に振っただけだった。
でも相手のリヴェリア君は私の事気にせずに、走って銀行に入っていく所だ。
さすがに此処はジャマしちゃいけないと思い、傘を射して学校へ行こうとした。
でも…
銀行から声が聞こえた。気になったが、嫌な予感がして行く気になれない。
でも、こちらから見ていても何もない。
ただ、銀行の近くのベンチにアゲインちゃんとフィンちゃんが喋って居たり、べべ君が本を読んで居たりした光景しか見えない。
銀行へ行こうとする足は止まらない。言う事を聞かないのだ。
銀行のドアは自動ドアだから、シューと音を立てて、ドアがスムーズに開くのぐらいは知っている、はずだ。
銀行の中に足を踏み入れた。お客様は…
田舎くさい喋り方の男と、リヴェリア君だった。
どうやら口喧嘩をしているようだ。
「〜だ!」と「〜だっぺ!」の繰り返しだ。
ジョージさんは眠っている。二人の騒動には全く気付いて居ない様だ。
私は、操られて寝ているのかな、と思ったのだ。
だって、こんなに五月蠅いのに、起きて居ないのは、有りえない。
リヴェリア君は、私に気がつくと、
顔が悪魔の様に変わった。
口は耳まで裂け、目は怪しく光っている。
なぜだか凄い恐怖感と威圧感を覚えた。
リヴェリアくんのカラダは粘土のように歪み、怪物の様になって私に近づいてくる。
この人(人じゃねえだろぉ!魔人だぜ!解説が可笑しいぞ!dyあずき)
「魔法・時間・止まれぇぇぇ〜〜〜」
もうムシャクシャに唱えた呪文は、魔法にもなって居ないらしく、何も起こらない。
「お前さん、こいつは魔王に取りつかれてんだ。あ、ちなみに、俺は二重人格。ま、魔王を取り付かせたのは俺だけどw」
笑ってられる場合かぁ———!と言いたいのをこらえて。
「ふぅ…。まあ、あんた一人で何とかしてね★」
「なにぃ!」
怒られたような、悪い気がしてきた。
ま、いいや。どうせ、この二重人格田舎・キザ少年が何とかしてくれるだろうし・・・
「するかぁぁぁ〜〜〜!(怒)」
はぁい?
責任はあんたでしょ。取り付かせたのもあんたじゃないの・・・。
つまり、責任と言うものは、ぜえ〜んぶ、この人にあんだよ!
(性格悪くなってないか、ファーリ・・・「うるさい!」dyあずき&ファーリー)
(作者は出てけ★dyファーリー)
怪物になったリヴェリア君が持っていたのは
包丁!
一目散に逃げようとしたら、操られて動かなくなる。
包丁を私に振りおろしてくるリヴェリア君を上目使いに見た。
そのとき、ウィーンと自動ドアが鳴った。
そこには、べべ君と、アゲインちゃんと、フィンちゃんと、ティスカちゃん。
仁王立ちをして、怪物のリヴェリアくんを睨みつけている。
「魔王、やめてね!お花あげるから!」
「魔王さん・・・?こんな事して楽しいんですか?」
「やめてでしゅ。」
「魔王なんか、ぶっ飛ばしてやるデス。」
1番目…フィンちゃん
2番目…ティスカちゃん
3番目…べべ君
4番目…アゲインちゃん。
「封印魔法・・・効かないですね。」
野太い校長先生登場。
なんか、大集合…だよ…。
「あたしがいれば、怖くないよぉ〜★」
ミテリア姉さん!
なんでこんなに…?
魔法使いの大集合だね。
(説明、ヘタやなwファーリーはw(あずき)しょーも無いじゃんっあんたが描いてるんだから(ファーリー)あっはは・・そだっけ?(あずき))
::続く::
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なぜか途中途中で作者とファーリーの会話が入り余計な事になっちゃいましたね。すいません。<(_ _)>