二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(オリキャラ募集中 ( No.133 )
日時: 2012/02/08 21:53
名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: 3pCve.u0)

000十九話000 または*四十話*

 <レロと一緒に仙人修行!?>

目の前が真っ暗になって現れたのが・・・

宮殿。
隣には魔法使い達・・・私の知り合いがゾロリ。
一瞬私は石化した。みんなは私の顔を覗き込んだ。
どうしてココに皆来ているのか…それを訪ねようとしたら。
後ろに居た魔法使いの行列はフッと消えた。
ギョッと目をぐるりと前にやると、オダンゴで黒ぶちメガネをかけた女の子がキョトリ。

 「今日はずいぶんと幻影にまどわさせられますね。。」

眼鏡を上に上げて、溜め息をついた。
白い洋服はずるずるとひきずられて、山の中みたいだから、仙人みたいな・・・

 「あたしは仙人です。この山の中にレラと一緒に住んでおります。」

頭を下げたら、長い髪が振り回されて、ゴムが落ちてしまった。
私はゴムを取るとレロさんに渡す。
一方でレロさんは顔を真っ赤にして、

 「魔法使いに仙人の物を取って貰うなんて…仙人としてはずかしーですね★////」

笑みを浮かべるレロさんにあきれた。

 「あなたは、ダレですか!」

オダンゴがキッと揺れたので、ちょっとビックリして、話を続けた。

 「ファーリーです。」

 「伝説の魔法使いの、ですね。私と一緒に、魔力を磨きませんか?」

え、と私は首を斜めに傾げた。レロさんは慌てて、

 「い、いえっ。あたし、実は仙人としての魔力があまりないのです。ファーリーさんを師匠として魔力を高められる方法を探してくれませんか?」

 「その位なら、良いけど・・・」

私は、急なお願いに目を丸くしながらも、適当に返事をした。

 「此処で生きているなら、時間の流れがありません。あたしは・・・えと・・・」

レロさんはメモ帳を取り出し、数字を読み上げた。

 「5・・・6・・・8・・・っと。5683647歳なのです。」

 「えええええええええええええええええええ!?」

あまりの驚きの声に、レロさんのほうがビックリしたようだ。

 「まあ、よろしくおねがいです!!」

レロさんから尊敬の目で見られながら、でも、私は相変わらず不安の表情。
そんなおもぐるしい空気の中、宮殿へ足を運ぶファーリーなのであった。

 ::続く::