二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(オリキャラ募集中 ( No.136 )
日時: 2012/02/11 18:58
名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: 3pCve.u0)

000二十話000 または*四十一話*

 <レラの魔力は・・・>

宮殿に入った私。にこにこしてるレロさん。
私、こんな関係好きじゃないなぁ…

 「はい、付きました。ここは私の部屋です。」

古ッ・・・
真っ白。真っ白で、壁は少しひび割れてる。
後ろ方向には、マッシロベッド、マッシロタンス。
でも、タンスは修理してあるみたいにめちゃくちゃボロボロ。
こんなところで住めるの?ゼッタイ。

 「私は…早朝に魔力磨きをしているのです。」

レロさんは、お団子頭を振った。

 「でも・・・なぜか魔力が弱いんです。」

 「そうですか」

 「そういえば・・・水晶玉はこう言ってました。

 『伝説の魔法使いはブラックタウンで、強大な者と戦う。』

  その続きは 

  『敵は操られており、本当は仲間。 』

 ファーリーさんは仲間とやらと戦うんですよ。操られて、みんなと!」

あまりにレロさんは真剣に話すもので喋ろうとも思わない。

 「うう…。涙が出てきますね…」

急に泣き出すレロさんを、私は受け止めた。

 「もう、レロって呼び捨てでいいですっ!あたしは、あなたの「仲間」となり、戦ってしまうんです!あなたの味方になるのは、ベーペンっていう人だけなんです!」

 「え・・・!」

私は首を横に振った。

 「現実です。この水晶玉は、未来の事を予言するのです!」

鳴き声で、レロは言った。私は茫然と天井を見上げていた。

 「では…もう疲れたでしょうし・・・ねて良いです。」

レロの精いっぱいの笑顔は、無理矢理作っているように見えた。

私はベッドに横になり、すぐ眠りに着いた。

 ::続く::