二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(コメント募集中! ( No.137 )
- 日時: 2012/02/12 14:19
- 名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: 3pCve.u0)
000二十一話000 または*四十三話*
<闇の裏側の街・ブラグー・ガングと校長>
「おはようございます!」
「うわっっレロ」
私はレロが飛びかかってきたから飛退けた。
私は移動したからベッドの下におでこをぶつけたレロ。
すっかり赤くなっているおでこ。その目からは水。
「うわ〜〜〜〜〜〜ん」
「ちょっ、ちょっと、鳴かないでよ」
私はレロを慰めるようにして背中を叩いた。でも、レロは…
「痛〜〜〜い!」
と、さらに泣き出してしまった。
もう、何なのこのこ・・・と思った時。
「レロ〜〜〜〜〜〜〜!」
野太い声。誰だろう、と思って、白いドアノブを回そうとしたら・・・
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
手がにゅっと出てきた!
正体は何!?
::続く::
- Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(コメント募集中! ( No.138 )
- 日時: 2012/02/12 18:30
- 名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: 3pCve.u0)
二十一話続き
<闇の裏側の街・ブラグー・ガングと校長>
「おはようございます!」
「うわっっレロ」
私はレロが飛びかかってきたから飛退けた。
私は移動したからベッドの下におでこをぶつけたレロ。
すっかり赤くなっているおでこ。その目からは水。
「うわ〜〜〜〜〜〜ん」
「ちょっ、ちょっと、鳴かないでよ」
私はレロを慰めるようにして背中を叩いた。でも、レロは…
「痛〜〜〜い!」
と、さらに泣き出してしまった。
もう、何なのこのこ・・・と思った時。
「レロ〜〜〜〜〜〜〜!」
野太い声。誰だろう、と思って、白いドアノブを回そうとしたら・・・
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
手がにゅっと出てきた!
正体は何!?
「えっへへ〜♪あたしはレラ♪らーちんって呼べ!」
「お姉ちゃん・・・!」
レロは誰も居ないのに近くに聞こえる声に警戒していたが、その声は姉だと分かった所で胸をほっとなでおろした。
「らーちんて・・・・ネーミングセンスなさすぎダネ、おねーちゃん」
「んだとぉっ!ふざけるんじゃねぇぞ!」
「うわ〜〜〜〜〜んすみません〜〜〜〜」
妹の鳴き出す声に、レラさんは眉を吊り上げた。
近くにあったハンカチを手に取り、レラさんはレロの涙を拭いて行った。
「…んでさ、あたし、今から「闇の街 ブラグー・ガング」通称ブラガンって言う街に招待されたんだ。しっかし、あたしは校長にさそわれたんだしなんか危ないことさせられそうだから正直怖いんだよな。レロかファーリー、ついてきてくれないか?だって、お二人様だし。」
「え…」
ブラグー・ガング?聞いたことない。
それにネーミングセンスねー、ってカンジ。
ブラガン・・・なんかキモい言葉・・・
「あたしは行きたくないです!このファーリーさんに言ってもらって下さい!」
(仙人がそんな事で良いの!?私、行きたくもない・・・)
「なら、きまり。覚悟して行かないと、ボッコボコのギッタギタにされるからな!」
「ふぁ〜〜い…」
(嫌な予感…マジで行きたくないないない!!!!!!!!)
...........................................................................
「んじゃっ、電動式放棄で行こーぜ!」
「あ、あの100000万円もする初心者用安全固定運転補助高級ホウキを仙人のあなたが何故!?」
「ホウキのるの、怖えーんだ」
(仙人がそんなことで良いのか———ッ)
「、、、あの黒い街はゴーストタウン。その横の紫はオーラタウン、そのまた横の黒いのはダークタウン、さらに向こうがブラグー・ガングタウン。通称はブラガンタウンだからな!あと、ここにある全ての街は「禁断の街」ってゆーからさ。ダーク呪府をかけられたりお呪いされても無理はないぜ。」
(この人・・・女なのに男口調だ)
「うう・・・なぜ私はレロに・・・」
「仕方ないさ。あいつはもともとそういう性格だから。」
「え?」
「あいつ、臆病だよな!!実はあの聖なる山「プル」に遊びに来るやつは、いっつもレロを虐めて帰ってたんだよ。」
(酷っ。いくらポーカーフェイスで無感情って言われてる私でもそんなことはしないよ。)
「お。もーすぐブラガン。あそこ奴隷屋。おっ、人の目玉落ちてる。気持ち悪い・・・。」
ブーンと電動式ホウキの鳴り響いていた音が消えて、あたりは静かになった。
「なんなんだよ、この街は、。。。」
「あなたたちは「ブラガン 不思議のダンジョン」に招待された人…魔法使いと仙人ですね。」
ポ●モンのゲーム名パクリ!?
「わたしはブラガン魔法学校校長ブリケ。禁断術を調べるのが大好きです。」
「いったいこの街どーなってんだよ」
静まり返った街にはレラさんの声がエコーした。
不気味・・・静かすぎて。
「このゲーム…私の最新作なんです。」
ブリケ校長はDSの画面を突き出した。
「ブラガン 不思議のダンジョン」
とポケ●ンと同じBGM。
「ダンジョンを禁断術で本物化させ、クリア出来た者にはこのゲームをさしあげる。勿論DSつき。」
くっだら〜〜ん!何この校長悪悪しい見た目と違って馬*鹿じゃん。
「ダンジョンを強制終了させられる時間は0:00分。お昼までですから五時間だけ。」
「おい!クリア出来て商品はゲット出来るんだろ?魔法&仙人術は使ってOKだろ!」
「駄目です。」
は!?この校長馬鹿か!
私は魔法使いなんだから魔法使えなければ即死にじゃ!?
「はい★ゲームで死んでしまっても現実と同じ。ゲームオーバーしたらあなたの命はもう有りません。で、スタート!」
すると…見知らぬ緑の世界が広がっていた。
レラさんもいなかった。
::続く::