二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(参照1000! ( No.153 )
日時: 2012/03/10 18:54
名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: PtJSydhi)

000二十四話000 または*四十五話*

 <闇の街、ブラックタウン市街地、パルーナ>

特にすることも無く(いっつも)ふらついているファーリー。
学校での授業もぜんぶ習ったのでいつも復習程度に一か月に一回しか行っていない。(らしい)
今日の調べ物。それは、ずいぶん前の事の。

ラムさんに言われた・・・

 『ブラックタウンで戦うでしょう。』

あの後、「見送りは良いです」と言って帰って行った、兄妹と。
そして、始まりと終わりの扉などの「魔法の扉」の事。
ブラックタウンは禁術を使うけど、前レラさんの言ってた通り、禁断術を使う魔法ワールドには入ってない。
それは、光一つないから。闇の街として存在している・・・。
パルーナとか言う街は、ただでさえ、光は少ないブラックタウンに唯一の電灯がある。
でも、それは「闇の大電灯」と言い、闇の光、つまり闇の仲間を誘き寄せてしまう。
それに。その明かりはすんごい強いらしく、100キロ離れた所までも通じるんだと。
だから悪の人達が集まってきて、すごーいワ———ルワルな国として知られている。
--------------そこまでは知っていた。
唯一つ、知らないこと。
それは、その光が悪を作り、「光ノ者」を「悪ノ者」に変えてしまう。
光が強くなるのは、流星群の日。
その日は一日、人が居なくなっている事が多かった。
その光のせいで、いなくなったり、凶悪犯になったり・・・
19代目校長もその光でホワイトタウンから消えた。
その人の名前は…サファルー。
なんか私の御先祖様らしい。

 「ふぅ・・・これぐらいでいっか。」

私は手に持っていた本を直して、落ちていた本を棚に入れてあげた。
そして早足で図書館を出て行った。
外ではみんなは待ち伏せしていた。

 ::続く::