二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシ 〜おしゃれ〜 ホワイトタウンに不法侵入 ( No.37 )
日時: 2011/12/29 14:40
名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: Di8TedTz)

000二話000 または*二十三話*
 
 <姫様登場!そして…>


 ようやくタクシー乗り場に着いた。
あ、マッハさん、来たみたいだ。

 「ああ、どうもー、お世話になってます。では、お城までお願いしまーっす。」

  「…ああ」

マッハさんは、とても無口。
クールなのに、とっても優しい人。あ、人と言っていいのかな…。
あらゆる魔人。マジカルタウンにいる魔人は、140人だそう。
マジカルタウンは、3つある。
ワルセルクランド、ピーセルンランド、ラミパーランドの3。
でも、私は元は人間に憧れてる。
争いがなく、平和に暮らし、学校が面白そう。
そんな事を思っていると、

 「お城に到着だ。」

 「有難う御座います!」

私の目の前にある物は、見慣れたお城。
ギギギギィィィ…

扉が勝手に開いた。
そして、足が扉の中の建物に吸い込まれるかのように入って行った。



 「…おお、ファーリー。待っておりましたぞ。」

大臣がのろのろと野太い声でしゃべった。


 「そなたを呼んだのは他でもない姫様が…」

今気付いたけど、王様の横にかわいらしい女の子が立ってた。

 「わらわはこのお城の姫君ですの。」

ぺこりと姫様は頭を下げたので、それにつられるように自分も頭を下げた。

 「姫様は遠い国で勉強をしておられるため、ここで見えるのもさぞ珍しいのですが…」

大臣が言い終わらないうちに姫様は喋り出した。

 「ねえそなた、ファッションには興味ないですの?」

 「はい。」

 「やっぱり!思った通りの人でしたわ。では、これから、ファッションを皆に広めて行って欲しいのですわ!」

 「?」

 「わらわはそのための場所や雑誌を作るようにしたのです。ですが、あまり上手く行かなくて…だから、お願いしますですわ!」

 「話は以上…。ファーリーよ、姫様の期待を裏切らぬよう、頑張ってくださいな!」

 「ハイっ!」
























 ————街で————



 「商品が、盗まれたのだ!」

 「ドロボウ!それに、強盗!ビビを気絶させるなんて…」

 「そこのあなた!強盗犯はご存じないかしら?」


そういう騒ぎになっていた。

 ::続く::