二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(コメントください ( No.52 )
日時: 2012/01/05 15:49
名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: L/on88L2)

000六話000 または*二十七話*

 <幽霊の付きとめ>

しばらくして、校長先生の分身と、ご本人は塔の中にせかせか歩いてやってきた。
しかも、両方…、違う、1りとも、顔色が青い。

 「どぉしたんですか?」

 「其れが……。大変な事が分かったのです…。」

分身さんが言った。

 「この街に悪戯をする幽霊「レリー」が現れたんです!」

今度はホンモノの校長先生・・・。 
っていうか、レリーって、誰?

 「イタズラをする幽霊。この世でずっと悪戯をしてきて、死んだ時は、9歳もすぎなかった。それで、なごりおしくて、ずっとこの街をさまよっているのです。恐い話でしょう?」

 「は、はい、そうですね…。」

 「では、私はこれで。本物の私さん、呼びだしてくれて有難う。」

すると、私の影が自分の影の中には行った時みたいに、校長先生の足元の方にシュウウウウ…と効果音付きで消えて行った。
そして、校長先生は続けた。

 「レリーは、この街の住民にずっと悪戯をし続けていたのです。しかし、私が封印したはずなのです。赤い石、にです。でも、よみがえったいう事は、誰かが関わっているような気もします。。。」

校長先生はこちらをチラッと見た…。

 「ファーリー君、お姉さんのミテリアを呼んできて下さい。あの人は、5本の指に入る魔法使いですから。」

へぇ、そうなのか。初めて知ったよ。

 「封印役はあの人しか居ないでしょう?」

そうやって校長先生は本の階段を下りて行った…。

 ::続く::