二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(コメントください ( No.62 )
- 日時: 2012/01/05 15:52
- 名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: L/on88L2)
000七話000 または*二十八話*
<封印で…>
で、ミテリア姉さんを呼んできた。あちらの方からしては、かなり
ビビってるけど…。
「校長先生。ミテリアさんを呼んで来ました。」
「ミテリア…。お久しぶりですね。」
「そぉですね☆キャハ☆五本の指に入る魔法使いなんて、あたし、かんどぉするぅー☆」
自己中…。
「ミテリア君、これはとても大切な事なのです。ふざけないで聞いて下さい。」
「んで、校長。その大切な事って、何ですか?」
「それは……、前、封印したはずのイタズラ幽霊、レリーが現れた様なのです。それで…。封印の魔法を完璧にコントロール出来るのはミテリア君、あなただけです。私と協力して、レリーを、倒してください。」
「はい、分かりました。」
すると、校長先生は瞳をギラッと光らせた。
「おぬし…。余計な事をしやがったな。しかし…。もうあの時とは違う。どうだ、ミテリア。校長に攻撃するのか。」
(イタズラ幽霊、レリーが校長先生に乗り移ってる!?)
「ね、姉さん……。」
「ファーリーは逃げるのよ!」
「で、でも…。」
「あんた、新しい魔法教えてあげる。あんたにしか使えない魔法。
『まほう・ぼうぎょ・つよい・できる・あいて・こうげき!』長いけど、覚えておくと、便利だから。ファーリー、今のうちに逃げる!あたしはどうなろーとカンケーないっ」
「いやだよ!」
すると、乗り移られた校長先生はスッと右手を上げた。
「…ッ…!!!」
私の胸に毒針が刺さったような痛みが通じた。
「ファーリー!あの呪文を!」
「あの…呪文?」
「さっきあたしが教えた呪文」
「まほう、ぼうぎょ・つよい・できる・あいて・こうげき!」
「ウグゥ…ッ…。余計な事を教えやがってッ。」
レリーは、目を黄色く光らせた。
苦しい、らしい。
「ミテリア姉さん!封印役って、校長先生は…」
「でも…今回は石がない!ワリュアの石が無いと、あたし達まで死んじゃうっ。」
「・・・どうしよ…」
::続く::