二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシとおしゃれな魔法使い日和(オリキャラ募集中 ( No.95 )
日時: 2012/01/11 18:39
名前: ^あずき^ ◆ktuOumAFjE (ID: L/on88L2)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?750676&

000十三話000 または*三十四話*

 <魔神・ベロティアス>

私はもう今お暇で溜らなかった。
幽霊屋敷を散策しに行く事にした。
誰か誘おうかな…。

ダッ ダッ

足音が聞こえる。誰だろう。
後ろの方からだ。振り返ってみると…。

 「ギャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」

そこには見たことも無い女の子が震えあがってこっちを見て居た。

 「お化けェェェェェェ!!!!!!!!!!」

流石の私も、(失礼ね〜っ)と思った。

 「すいません、すいません。私はティアスです。宜しくお願いします。」

そう言えば、私は何か思い出した。

 (ティアス…。神の頂点で君臨している名前って…。ベロティアスだったような…。)

 「あ、あの。私は神様でも何でもなく…」

そう言いかけたティアスっていう人に私は言った。

 「えと…。言いにくいけど、ベロティアスって神様は人などの心の中を探れるという有名な大神だいしんですよ。貴方、今私の心の中読みましたよね?とにかく…。」

言い終わらないうちに、相手の「ティアス」は言った。

 「…そんな事までバレルなんて。流石のセルト魔法学校はッ、無理だと思ったのに。ミラー魔王学校に勝てる人なんて居ないですよ。」

ミラー魔法学校・・・?
私は首をかしげた。

 「…そんな事も知らないなんて、如何にかしてる。ミラー魔法学校は、ムーニ、ビターと強敵だらけ。私も実はこちらを応援していたのですが‥」

ティアスさんはくるりと後ろを振り返って、溜め息をついた。
長い髪の毛は太陽の光でキラキラと金色に光り輝いている。

 「どうやらこっちの校長先生はあちらの方に操られているようです。」

良く意味が分からなかった。
全然。

 「ですから、私は神という事を隠して、この学校に入学します!」

何も説明せずにペラペラと凄い大転回を繰り返してる間に、私は心の中で「意味不明…。」と呟くだけだった。

 「すいませんね。驚かせて。実は…ミラー魔法学校の生徒はセルト魔法学校を壊そうとしていて。しかもミラー魔法学校はもう100つの魔法学校を支配しているのです!生徒は全て操り人形、先生はミラー魔法学校の言い成り。命令に従わなかったら殺されるか、操られちゃうんです…。だから、フツーの魔法学校などでは叶わないというんですよ。だけど、貴方は始まりと終わりの扉を作って命を無くならせなかった強大な魔法使い。トビーさんもイラッていました。良かったですね!」

 「あの…。トビーさんって・・・?」

 「あらぁ。知らなかったんですね。トビーさんは、あの、性悪トビラ職人ですヨ。」

 「え・・・。どうしてそんな事を?」

 「神様だからねぇ。ウフッ。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「じゃあ、さようならっ!」

するとベロティアスさんは「まほう・じぶん・いどう。」と唱えて、魔法陣の中に消えた。


 ::続く::