二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA 「気紛れカオス」 短編集 企画始動中 ( No.100 )
- 日時: 2012/03/01 13:55
- 名前: 明星陽炎 (ID: ozMnG.Yl)
坂崎緋色は炉心融解の替え歌を歌うようです。
※シリアスではありません。
緋「次は私な。私はコレ、炉心融解」
佐「…ん?何で携帯見てんの?」
緋「いや…前に作った替え歌があるからそれを、な」
佐「へぇ…」
緋「んじゃ、やりますか」
月明かり 艶やか
自室の板の間 冷たい
眠れない 午前二時
全てが急速に過ぎる
光放つモニター
瞼の奥に焼き付く
全てがそう嘘なら
「…本当によかったのに、ね」
時の流れが戻る夢を見た
止まった時計 針が逆回り
徐々に明るむ東方を
泣き出しそうな眼で見ていた
違う世界へとさ 飛び込んでみたいと思う
飛び込んだ陽射し 刻限はすぐ
違う世界へとさ 飛び込んでみたら そしたら
此処から逃げ出せる気がして
扉の向こう側 廊下を歩いてくる音
陰りだした心 窓硝子に部屋に落ちる
拡散する感情 上手く表情が作れない
急かすように少しずつ 少しずつ早くなる鼓動
眠る私見下ろす夢を見た
春風に揺れるカーテン
乾いた衣の擦れる音
どちらが現? 判らなくて
違う世界へとさ 飛び込んでみたいと思う
真っ白に全て融かされて消える
此処じゃない何処かでなら 微睡みの中…
まだもう少し眠れる気がして
時計の秒針とか
唸るような起動音
其処に居るはずのない誰かの呼び声が飽和して反響する
アレグロ・アジテート
耳鳴りが止まない 消えない
アレグロ・アジテート
耳鳴りが止まない 消えない
誰もみんな消えてく夢を見た
逃げたい場所の広さと静寂が
喉の奥につっかえて
染み込むように追い詰められる
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
この空の向こう 飛び込んでみたら そしたら
きっと悪夢が終わる筈なんだ
私がいない朝は 今よりもずっと 優しくて
全ての物語が噛み合った
そんな 世界だ
佐「……」
緋「と、まあこんな感じ」
佐「何も言わなきゃ暗い歌だけどさ…これ、要するに〆切から現実逃避してる時の歌だよな?」
緋「…おぉ、判ったか」
佐「判ったかじゃないよ!!その日散々石田の旦那に八つ当たりされたの誰だと思ってんの!?」
緋「はて、誰であったかな…我には判らぬ、ワカラヌ」
佐「其処でその人の真似すんのが更に腹立つッッ!!」
→最後まで読んでから読み返すとただのギャグですw