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裏表臨也で花は桜 君は美し


花は桜、君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて
君の心に春が舞い込む

窓の外の暗い雨はまだ続くと
機械的な声で君が呟きます
答えた僕の言葉は泣いていたのか
優しく背中に触れて俯く君
「君はまたもう一度、あの頃に戻りたいのでしょうか？」
背中抱く君の腕に
僕は今、迷っています

花は桜、君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて
僕の心に春が舞い込む


変わってく街の景色が伝えるのは
此処に一つだけ確かなものでした
何時ものような呆れた君の声に
心安らぐ僕は歪んでいますか
僕はまたもう一度、あの夢を探したいのでしょうか？
君を呼ぶ誰かの声に
僕は今、揺らいでいます

花は香り、君は麗し
水面に揺らぐ 心が騒ぐ
風がゆらり 木の葉舞って
僕の心は夢に戸惑う


君とまたもう一度、この道を歩きたいのでしょうね
夢を見る子供のように
僕は今、笑っています

花は桜、君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
若葉萌える 風に色めき
君の心に春が舞い込む

花は桜、君は美し
頬を染めて 君が振り向く
その手取って 僕も微笑み
二人の心春に重なる