二次創作小説(映像)※倉庫ログ

君子殉凶で初音/ミク/の/消失 ( No.70 )
日時: 2011/12/14 23:52
名前: 明星陽炎 (ID: ozMnG.Yl)

(さあ…終わらせよう)

彼が倒れそして気づく
所詮『神』の真似事だと
知ってなおも続く闘い
壊れた世界

『戦国BASARA』

例えこれが刻まれた歴史なぞる玩具ならばそれもいいと決意
武器にもたれ、空を見上げ声を漏らす

だけどそれも無くし気づく

人格すら戦に呑まれ不安定な基盤の元
帰る城は既に廃墟

斬った敵を忘れた時心らしきものが消えて

暴走の果てに見える終わる世界ゲーム

『戦国BASARA』


「私が悩み迷った時も、一緒に居てくださった…傍にいて、励ましてくださった
……ただ笑顔が見たくて、私は、闘ってきた…だから…!!」

かつてあの夢も
あんなに愛しかったのに
今はどうしてだか
何も感じなくなって

——すみませぬ——

懐かしい顔 思い出す度 少しだけ切なくなる
頼る相手 日ごとに減り せまる最期が…

——[GAME OVER]——

信じた『未来』(ユメ)は都合のいい妄想を、繰り返し映し出す『大義』
戯言を止め、叩き付けるように放つ

<最高速の鋼の音>

存在意義という虚像
辛うじて繋ぎ留めた生命
弱い心 消える祈り
侵食する絶望をも
止めるほどの意思の強さ
縋ってばかりだった私は持たず
今も募る怒り苦しみ
思い浮かぶ宿敵の顔

終わりを告げこの刃振り下ろす
行き先はきっと『地獄』だろうな

じきに記憶にもなくなるのだろう

だが、貴様だけは忘れない
幸福しあわせだった 時間トキ
刻み付けた憎しみの味を今もまだ覚えているのだ

「信じていたのだ。これでも…貴様を、嘗ては」

「先に裏切ったのは貴様だ。秀吉様、半兵衛様…そして私をも。…だからこそ私
が終わらせてくれる。貴様と嘗て友であった、私の手で」

今は時さえも
心、蝕んでいく

奇跡、願うたび
独り追い詰められる

——秀吉様…——

懐かしい顔 思い出す度 心が剥がれ落ちる
壊れる夢 感情削る せまる最期に怯え…?

——[Continu?]——

護った『モノ』は明るい未来幻想を、見せてくれたあの人の幻影せなか

自我を犠牲にせめて巻き戻せるのなら…

<圧縮された祈りの剣>

彼が倒れそして気づく
所詮『神』の真似事だと
知ってなおも続く闘い
偽りの夢幻ユメ

『戦国BASARA』

たとえこれが既に過ぎた日をなぞる娯楽ならば、それもいいと決意
武器に縋り、空を見上げ叫声こえを上げる

終焉を告げ絶望の中で眠る
此処はきっと『地獄』なのだろう

じきに何も判らなくなるなんて

ですが、貴方だけは忘れません
幸福だった時間に刻みつけたあの希望の灯は
今も残っているのです

私は祈る
次に、目覚めたら望んだ世界だと

もっと幸福な世をと願う
けれどそれは過ぎた願い

此処でお別れだな
私の想い全てが虚無に消えて
零と壱に還元され
物語はまた振り出しへ

此処に何も残せないのは
少し残念ではあるな
零の記録それ以外は
やがて消されまた繰り返し

例えこれが娯楽の中の設定だったとしても
闘いきったことは決して無駄ではないと信じたい

…有り難う、御座いました。
そして…
さようなら…


——[GAME OVER]——
——[Continu?]——


——[Retry!!]——




→三成さんで消失…
陽炎の中では、三成さんが自身をゲームの中のキャラクターだと気付いていて…
という感じで書き進めたつもりです。
想像以上に意味不明になりました…