二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.10 )
日時: 2011/12/14 23:05
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: /ReVjAdg)

第7話 世にも奇妙なルーアン物語中編

《エア=レッテン》
「じゃあ、ここ数日怪しい又は変わった人は通って無いのですね?」
「まあ・・・そうだけど、そんな事聞いて何になるんだ?まさか何か起きるとか」
セシラルはエステルと話をする約束をし別れた後は、エア=レッテンである出来事について調べていた。
「それは《剣聖》に聞いてください。私の口では喋れません」
ハーン隊長の質問には当然ながら断った。
彼からの依頼、それは女王閣下と同じまたはそれ以上の重みを持っている。そんな彼からの依頼の事など外部に漏らせる訳にはいかない。もしこの事があの集団、あの人の耳に入ったら、考えるだけで汗が止まらない。
「お譲さん何か知らないけど汗ビッチョリだぞ。ほらコレで拭きな」
「有り難うございます。あと一応言っておきますけど私は男です。」
差し出されたタオルを受け取り男だと言う事を報告するとハーン隊長の眼を合わせ
「なら、ここ数日で変わった事は?」
そう問う。
「変わったことか?・・・こんな事が変わった事なのか知らないがウチの隊員が幽霊を見たとかどうとか、ちょっと待て、今連れて来る」
隊長が隊員を連れて来るのはあまり長く無かった。
「ほら連れて来たぞ。こいつだ」
「彼が幽霊の目撃者、その時の周りの様子などを教えてください」
「あんたみたいな美人ならいいよ。あれは俺が夜中に隧道門前の見張りをしていた所だ・・・」


(ゲームだと大切だけど、この小説だとあまり意味がないから省略wwwww)

「まあ、コレぐらいかな」
ながい話に省略を入れてやっと終わった。
「ご参考になります。有り難うございました」
用事は済んだ。そう思いエア=レッテンの出口に足を向けて・・・スミレ色の髪の少女!
彼の眼には言った少女は前のもここで見た。
何故だ?その子を見てると何か恐ろしい物を思い出す。
嫌な出来事が、記憶の隅に詰められた何かがあふれて来る感覚がする。
彼女は誰なのか?それは彼女しか知らない。
彼女はこちらを向き、珍しそうな目で見つめて来た。
まるで自分を、私を知ってるかのように。
彼女は私の周りを周回すると口をあけ
「お兄さんの名前セシラル・ワイスマンでしょ?」
そう言った。