二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.13 )
- 日時: 2011/12/31 14:38
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: zh8UTKy1)
前回からかなり期間が空いてしまったけど決してパタポン3を購入してインフラしまくってた訳じゃ無いぞ。
蒼姫ラピスさんコメント有り難う。
the3rdの時はゲームの内容上D∴G教団が存在しておらず、レンはハロルド夫妻に売られたと言う設定になっていたためPC版レンの物語は1回で理解できました。
しかし零で明かされたレンの過去が、当時の設定との変化が大きかったので零終了後からはPC版the3rdで何度もレンの過去(レン物語)を観返しました。
第8話 《ahtfact》・調査前に
午前9時ホテル・ブランシェ
「それがもう大変だったのよ」
説得力の無いエステルの説明は常人には決して伝わらない。相手がセシラルだから伝わるのだろうか?
そんなエステルの愚痴を、
「へえ〜、そんな事があったんですか」
こんな感じで返す。
「竜の像が動いて、地下に行って、意味の分からない魔獣と戦って・・・具体的に言うと変な所で変な奴に会ったて事」
何を言いたいのかがさすがに作者でも分からない。
でもセシラルはエステルの気を落とさぬよう配慮して
「意味がイマイチ分かりませんが・・・何となく分かります」
やっぱりこんな感じで返す。
「詳しい事はアガットさんに聞いておきますね」
「やっぱり、そうして」
エステルが説明をして、セシラルが戸惑いながら聞いたり受け流したりする。想像すると美しい光景かもしれない。
そもそもエステルがホテル・ブランシェいる理由は・・・話が長くなるから彼らの言ったと思える会話らしい事をそのままリピート。
「起きてセシラル、ちょっと時間が無いし紹介したい人も居るから来て・・・って言うつもりだったんだけど」
「はい、ここがホテル・ブランシェです」
「急いで遊撃士協会に怒鳴り込んだんだけどねアガットに怒られた」
「ふふ、今着替えますから部屋の外で待っていてください」
「OK」
これが理由で今は他の仲間を1階の椅子らしき所で待っていると言う事になる。
「それにしてもアガットは来ないわね、1度遊撃士協会に戻るとか言っといてまだ帰ってこない。まさかレイヴンの不良達を殴りにあの倉庫へ行ったとか」
想像すると何か怖い。
「そこまで悪い人たちじゃないと思いますよ。本当に悪いなら今頃市長殺人計画とか立ててそうですし」
何考えてるんだコイツ。
「無い無い、やっても無差別殺人か身代金よ」
こっから話しがここに書き込めないレベルになるので省略
省
略
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「話が盛り上がっているようですね・・・あら貴方は」
「こんにちは、初めまし・・・貴女は」
エステルを訪れた紫髪でジェニス王立学園の制服を着た少女、前に1度会った事がある。そのせいか2人は一時的に言葉が詰まった。
「クローゼ紹介するね。あれ既に知り合い?」
クローゼ、前に正遊撃士の紋章を孤児院のクラムに盗られた時に色々合って仲良く話した人。
「戻って来たんですか?」
今の彼女の言葉には、不安・悲しみ・寂しさ・疑問などの感情がまじっている。
よく覚えて無いけど数日前
「そういえばクローゼさんの着ている制服ってジェニス王立学園のですよね」
「ええそうですけど・・・」
「いや、2年前にそこを卒業した知り合いが居て」
「そうなんですか。」
「レクター・アランドールって人なんですが」
「え!」
「何か」
「彼は卒業なんかしてません。2年前に自主退学しているんですよ」
「そういえばその名前自体どこで覚えたんですか?
ルーアン市に来たのは昨日が初めてじゃなかったんですか?」
「そう考えすぎないでください。彼とは昔から仲が良い知り合いってだけです。余談ですが2年前に彼に王立学園に入学したと言う手紙も貰いましたし、彼の住んでる場所も分かります」
「じゃあ彼は今どこに居るのか分かるんですか?」
「はい、でも彼から口止めをされてるので残念ながらお教えできません」
「そんな、お願いします」
「すみません。彼との約束なんです。でも1つ言える事があります」
「彼に関わらない方がいい。貴女の立場上いずれ会えます。それまで決して彼を探そうとはしない事です」
「もし、私が彼の事を知ったら?」
「時が満ちる前に彼の事を知った場合、運が良ければ何も無い」
「悪ければ?」
「それは自分で考えてください」
こっから現在
「セシラルさん。教えてください貴方は」
「エステルさん、そう言えば紹介したい人って一体誰ですか」
良くあるアニメの用に彼女の言葉は打ち消される。
これはありきたりなパターンである。
「こっちこっち」
エステルがそう言い地下に走り去ると残されたのは2人。
気まずい空気の中、セシラルはクローゼに対し
「貴女の言いたい事は分かります。でも会いたいと願っていればいずれ会えますよ」
「でも立場的にって一体どういう意味ですか」
「考えれば分かります。でもあまり考えないでください。貴女にはまだ早い」
「早いってつまり」
「早く早く」
さっきのパターンに似たパターンでエステルの声が間に入りセシラルは口を閉じ、地下へ行ってしまった。
「ここここ、さ入って」
地下にある客室、ここは誰の部屋だろう。そう戸惑ッていると割と強引にエステルに部屋に入れられた。
「おっ、エステルか。隣に居るのは・・げっお前は」
部屋の椅子に緑の髪をした20代後半の男が座っている
「あっ、貴方は」
「ゆゆ許してくれあの時はあの時で色々有ったんだ。しかも2年前の話だし、ホントに許してくれよな、な」
男は命乞いをしたつもりなのか、その場に土下座し近所迷惑を通り越す位の大声で誤った。
「命乞いはそれだけですか?じゃあ覚悟はできましたね」
「ひぃぃぃ、頼む許してくれ」
普段優しいセシラルが珍しくキレている。その証拠にセシラルの体中から何か知らんけど変な電流が流れている。
「ナイアル何したの?」
当然のようにエステルが突っ込む
「あれは仕事だったんだ、許してくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「覚悟」
第8話おしまい