二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.17 )
- 日時: 2012/01/22 16:26
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: oKgfAMd9)
「どうしたのそんな顔して?具合でも悪いの?」
「こ、これを」
セシラルは例の柱を指さす。
「何も無いよ。やっぱり具合があれなんじゃない」
そんな筈はない。そう思ったセシラルは柱をもう一度見直す。
「無い」
その言葉の通りそこには何も書いて無かった。1文字足りとも。
ならあれは何だったのだろう。幻、幻想、見間違い・・・いや、どれも違う。目は確かに覚えている。
何故だろう、その言葉がセシラルの脳内を駆け回ていた。
第11話 変わらない世界
ツァイス地方「レイストン要塞内部 准将室」
「で、そんな事を相談しに来たって訳か」
《剣聖》カシウス・ブライトが飽きれた口調で喋る。
流れ的に分かると思うが相談しに来た相手はセシラルだ。
「相談したい事があるからって来たからわざわざ時間を割いた訳だが・・・世界の構造、そんなホントかウソかも分からない事なんか俺が知るか」
まあ予想はしていたが、ここまでハッキリ断言されるとは思ってなかった。しかも「知るか」って、軍の中でメチャクチャ偉い人が。
作者「なんでセシラルがツァイス地方に居るか説明しよう。調査終了後、セシラルに色々あって次の日にカシウス・ブライトにこの事を相談しに来たってわけだ。この事ってなんだって?何だろうね」
セシラル「飛び過ぎた説明ですみません」
「やっぱり知りませんよね。世界の構造なんか」
「当たり前だ。用が済んだろ。さっさと帰れ」
何だかんだあって話が終わると、セシラルが准将室から出る為に扉の手すりを掴んだ。(よくある)その時
「まて、いい事考えた。おいセシラル、そこで待ってろ」
一体何を考えたのか、カシウスは鼻歌を吹きながらどっかヘ言ってしまった。
10分後・・・
「待たせたな。ほら、コイツが前言ったセシラルだ」
やってきたカシウスの隣に居たのは、肩にネコを乗せて目に隈がある男、よく見たら肩に乗っているネコは工房で飼っている猫、アントワーヌだ。
「こ、こんにちは、カシウスさんこの人は?」
「俺の部下のシードだ。とりあえずコイツと一戦やれ」
(まあ、普通に想像したと思うけど)誰がこんな展開想像したのだろうか。流れ的にセシラルとシードが次回1戦交えるのであった。
「戦闘シーンとか書くの面倒くせぇ」
第11話 大した変わらない世界 おしまい