二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.18 )
- 日時: 2012/01/26 20:59
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: oKgfAMd9)
作者「前の話を詳しく説明すると、怪しい壁に書いてあるあの本当かどうかも分からない世界の構造について知ってしまったセシラルに、何故か急に不安が襲って来て、何をすればいいかも分からなくなってしまったってわけ。で次の日にカシウスの元に訪れた。
ネタバレするけどセシラルはこの小説のオリキャラだからゲーム上のお話だと存在しない、既にこの世から去っているってことで不安が襲ってきたと言う事になる
分かりにくくてごめんよ-、じゃ続きを読んでね」
第12話 戦闘〜新しい希望
誰もが想像したホントに笑いの欠片もクソも無い超展開(使い方間違っているけどあえて)でセシラルはカシウス・ブライトの部下、シード中佐と模擬戦を行う事になった。
クソ作者が書くグダグダの戦闘が始まるww。
レイストン要塞 訓練場
「本当に女性に見えますね。貴方の事は准将からよく聞いております。私はマクシミリアン・シード、軍の中佐です」
彼の接し方は馴れ馴れしくも無くかといって堅くも無い、そのような事が出来る人間を見たのは2度目であった。
「セシラル、コイツは俺の仕込みの剣技に加え、高度なアーツも駆使する距離を選ばない戦い方が得意だ。強敵だぞ」
距離を選ばない戦い方、それは単純且つ複雑な戦闘シフトである。フツ-に言うと近づけば剣を抜き離れればアーツを駆使して接近する具合を窺う。剣よりも反射神経が求められて動作の多い棒術を使い手を使用するセシラルには最も戦いにくい戦術だ。
「それじゃあ始めましょう。准将この子を」
シードは剣を抜く前に肩に乗せてたネコ、アントワーヌを嫌がるカシウスに預けてこちらを向き剣を抜いた。
「シード中佐、いや中佐でいいですね?宜しくお願いします」
シードが剣を構えると同時にセシラルは棒を両手で持ち差し出すように構えた。
「準備はいいな。始め!」
戦闘が始まった。
「せいっ」
先に動いたのはセシラル。
真正面から突っ込み剣で最も防ぐのが難しい突きを連続で行う。
しかしシードはそれを全て回避しバックステップでセシラルとの距離を伸ばす。セシラルは距離を詰めようとダッシュをするが、走っている最中に彼の周りに大きな竜巻が起こった。
「グランストリーム」狙った位置に正確に竜巻を起こし上空に突き挙げる上位アーツである。
見事にはまったセシラルは空に突き上げられ地面に叩き付けられた。そのダメージは大きく、起き上がろうにも起き上がれない。苦しみながらも立とうとすると体に思い一撃が走った。どうやらみね打ちを食らったのだろう。その一撃でセシラルはその場に倒れた。
完全に負けだ。しかもあっさりと。
これに見かねたカシウスはガッカリしながらも新しい希望を見つけた顔をしながら、細長い物を持ち
「セシラル、お前の棒術には限界があったな。お前からあずかってたこれを返す。棒術を止め今度からはこれを使え」
そう言った。
カシウスが差し出した物は、棒の両先端に刃物が付いている。
一見それだけだと薙刀と考える人もいるが、その武器は薙刀よりも刃物の部分が大きく、持つ部分が非常に細い。これはセシラルがカシウスと初めて会い棒術を学んだ時に彼に預かって貰った物だ。名前は分からないがセシラル自身は「スワロー」(ネタが無いので○ロノ・○ロスから取りました)と呼んでいる。
「これはまだ私には・・・」
「いや十分だ。お前は棒の基本をよく知っている。これもほぼ同じ戦術を行う武器だから今切り替えても何の問題も無い」
「・・・・」
信じられなかった。一撃も当てる事無く惨敗した自分に、希望の混じったそんな言葉が混じってくるなんて。
「どうした?」
「分かりました。これを使わして貰います。「スワロー」懐かしいな」
懐かしい。心の底からその言葉がこみあげて来る。
「ところでお前これからどうするんだ?」
「そっそれは」
正直言って今のセシラルは暇だ。ルーアンの仕事も片付けたし、ツァイスに居ても特に仕事は回ってこない。
「なら明日王都に行く予定なんだが一緒に行くか?」
王都、今思い返すと色々な事があって数日前に訪れたのが数週間前に感じる。特にやる事が無いセシラルは仕方がなくついて行くことにした。
やっぱしグダグダだったでしょ。
話し変わるけどセシラルの新武器「スワロー」は珍しくその場凌ぎに考えた訳じゃなくこの小説が始まる前から考えてたから(パクリには変わりないけど)スワローに関しては、無限の軌跡みたいにいい加減な扱いを受ける訳じゃないよ。
無限の軌跡設定は7話辺りからこうすれば原作との話に区別が付くんじゃねって言う発想から始まったんだ。
まああとから無限の軌跡って用語はメチャクチャ出すけど。
ま、いいや
第12話 戦闘〜新しい希望