二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.34 )
- 日時: 2012/02/28 19:43
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: gF4d7gY7)
クロスベル警察パート3 挨拶巡り
中央広場、クロスベル警察特務支援課使用ビル前
(コンコン、コンコン)「留守でしょうか?」
「これだけ扉を叩いても出ないんじゃそうだろうな」
「……まてよ」
ここでフェイは何かひらめいたようだった。彼は支援課のビルの扉をゆっくりと押した。すると誰も居ないはずのビルの扉は簡単に開いてしまった。
「おかしいですね、留守じゃなかったんでしょうか」
セシラルはいかにも当たり前な疑問を嘆く。
「資料には18が2人と15と21と38の課長がこのビルを使っているって書いてあったと思うからたぶんその課長が留守ぐらいしているんだろ」
「つまり、その課長さんが留守を預かっているけれど居る部屋が遠くて私のノックが聞こえなかったという事ですか?」
「そうだ」
という訳で2人は勝手に支援課のビルの中に入った。
(お邪魔しまーす)セシラルがすぐ隣に居るフェイでも聞こえない程の小声で言うと、奥の部屋から煙草を吸っているおっさんがでて来た。
「ん客か?」
「お邪魔しています。勝手に入ってはダメでしたか?」
「いや、今の今まで寝ていたから別にいい」
寝てたのか、とフェイは思ったがあえて口に出さなかった。出したら色々と面倒な展開になるかも知れないし突っ込んだら負けの様な気がして来たから。
「そんで用は、新人だから挨拶に来たとかか?」
(ギクッ)2人の心から同じ効果音が流れた。
「図星か。まあいいそろそろ昼飯食いに戻ってくるだろ。それまでそこのソファアに座ってろ」
おっさんはその言葉をあとにあくびしながら(俺も忙しんでな)と説得力の欠片も無い言葉を残して部屋に戻って行った。
「フェイさん………………あの人って」
「セルゲイ・ロウ課長だな」
10分後
「じゃあそろそろお昼にしようか」
ロイド・バニングスが支援課のビル(次からは支援課ビルって言う)の扉を開けた。
「あら、お客さん?」
エリィ・マクダエルはソファアに座っている2人を見つけると軽く挨拶をし、「ご用件は」と優しく聞いた。
「いえ、今日から警察に配備される事になったのでご挨拶にと思い覗っただけです」
「別に俺は挨拶に来なくてもよかったんだが、コイツがどうしてもと言うから仕方なく来ただけだ」
2人はちょっと長めに事情を説明した。
「ご挨拶が遅れました。今日から二課に配属となったセシラル・ワイスマン(20)です」
「そんなに堅くしなくてもいいって、タメで喋れば」
ランディ・オルランドがそう言ってセシラルの方を軽く叩き、ティオ・プラト-がランディを軽く睨む。
「そっちのヤツはあいさつ無しか?」
「失礼した。俺はフェンオール・シード歳は20、同じく二課に配属される事となった。名前は長いからフェイと呼んでくれ」
フェイはさり気なく挨拶をした。が挨拶後から妙に背中に視線を感じていた。
「フェイって、真面目で無口で頑固で詰まらないツンデレでベルガード門で警備隊やってた俺の後輩フェイか?」
「ああ!、あんたランディか?何でこんな所に、その前に歳は違うが後輩では無い。それにお前が言ってる俺の特徴は作者が考えて周りに聞いた所見事に引かれ没になった設定だ」
そうだったのか……と何となくその場に居た全員が思った。
作者「え〜そうなの」
作者のこのセリフはセシラル意外見事全員無視した。
「さりげなく出てきましたね作者さん」
そして色々あり支援課メンバーも全員挨拶を済ませ、流れで昼ご飯をごちそうになった。
作者「零の軌跡編キャラ紹介更新しとくから」