二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.36 )
- 日時: 2012/03/08 22:36
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: gF4d7gY7)
妹登場!
「何だとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
フェイの叫びがクロスベル中に響き渡る。
「どう言う事だこれは、部屋が被ってるじゃないか」
作者自身も詳しくは分からないが二人の引っ越し先が被っているらしい。
「私に言われても」
セシラルは戸惑を隠せないでいる。
「こんなの聞いてねーぞ。クソッ、何でこうなった」
まあとにかく、セシラルはイライラしているフェイをなだめ、二人は旧市街のアパートへ向かった。
旧市街、あるアパート。
「……着くの早かったですね」
「……着くの早かったな」
……着くの早いな。
「大家に今の状態を説明しに行くぞ」
そんなわけで管理人の部屋に二人は向かった。が、大家は不在、他の住民に聞いたら管理人は昨日から一ヵ月程出かけると言って何処かへ行ったらしい。
※たぶん回想
「あーアイツなら出かけたよ。もしかして部屋が被ったのか?」
「ああ、そうだが」
「またか」
「前にもあったのか?」
「ワシは昔から住んでいるんだが何度もあったな」
「それ酷いな」
「あやつは若い頃から物忘れが酷くての」
そんな会話があって二人は成り行きで本来どちらかが住むはずの部屋へ向かった。
「どうする、一緒に暮らす訳にはいかない。ただ俺は引っ越し屋に頼む程荷物は無かったから何も届いてないがお前の荷物はどうした」
「この前購入した家具を昨日送ったのでたぶん届いてるかと思います」
フェイは仕方なく部屋をセシラルに譲り、その場を立ち去ろうとしていた。
(ゴソゴソゴソゴソ)
「あれ変ですね、誰もいない筈の部屋なのに物音がするなんて」
「まだ引っ越し屋が荷物をあれこれしてるんだろ」
「でもそれじゃ私たちがここに来てからも物音がしますよ」
「そうか、なら……まさか」
フェイはすぐさま部屋の扉を開いた。
「キャッ、誰よいきなり」
「お前か、どうしてここが分かった」
「ドウシテダロウネ」
この話の題名からして正体不明の女の正体は分かると思う。先に言っちゃうけどフェイの妹。
「作者さんネタバレはだめです」
「最近これの作者うっとおしくなって来たね」
「厨二病クソ作者の分際で話に交じるな」
この兄弟酷い。マジ酷い。フェイはもっと酷い。何でこんな奴作者にしたんだろう。
「作者の事は置いといて、何でお前がここに居るんだ」
「ミレイユさんから聞いたのよ、悪い?」
フェイの妹はニコッと微笑んでベットに座った。
「ミレイユめ、余計な事言いやがって」
フェイの頭に青筋がうっすらと現れている。よく見ると拳にもある。
「で、兄ちゃんそっちの人は?ハハーン、彼女ね」
「ちちち違います。私は彼の同僚です。訳あってここに来ただけです」
セシラルは顔を真っ赤にして下を向いた。彼の妹は面白がって、いつから付き合ったのか、とか交際は順調か、とか色々聞いてくる。
「やめろ、ミーシェ」
「はいはい分かりましたよ。そんな訳で自己紹介しまーす」
何がそんな訳だ。
「うるさい市立受かったからって公立受験が今日あったのにロクに勉強しないでこんなクソ小説書いてた駄目作者」
なに人の事ベラベラ喋ってるんだよ。
「(無視)私はミーシェ、ミーシェ・シード(16)。みっしぃの妹と同じ名前なんだ。いいでしょ。兄ちゃん今日からここに泊まるからヨロシク」
人の事うっとおしいとかいっときながらこいつも十分うっとおしい。
「まあまあ作者さんは落ち着いて」
セシラルだけだ優しいのは。
「今日から泊まるだと。ここは俺が借りる部屋じゃ無くなった。だからお前はリベールに帰れ」
「えー何で、どういう事?」
「実はかくかくしかじか何です」
小説って便利?
「だったら………………………………」
「3人でこの部屋使えばいいじゃん」
作者「キャラ紹介にクソ生意気娘追加とセシラルの部分更新しとくから」