二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.37 )
- 日時: 2012/03/15 22:13
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: gF4d7gY7)
後付けサイコー
「三人でこの部屋使えばいいじゃん。あたしって天才?」
ミーシェはドヤ顔をしたが、当然フェイは呆れセシラルは苦笑いしている。
「なんか問題でもあった?」
「問題大アリだ。考えろ、この部屋のベットは二つ。それに他の部屋よりも広くてもそれは悪魔で二人用を前提に設計されたから三人が暮らすスペースなんか無い。そもそも俺の同僚の部屋だからお前が決める権利も無い」
当たり前の事を話すフェイの頭には五、六個の青筋が浮き出ている。
「ベットは、一つは兄ちゃんが使ってあたしと……えっと……」
「セシラルです」
「そう、セシラルさんが一緒に同じベットを使えばいいじゃない」
だから勝手にお前が決めるな。てか何で一緒に暮らす前提になってんだ。
「うるさい作者、前の話であたしの歳を16って設定しやがって。本当は18だっつーの。あとメインキャラなんだからキャラ紹介もっと書け」
ハハッドンマイww
「作者さんの都合で設定変わりましたね」
「ついて行けない」
そんな訳で↓から続き
「とにかく俺らは出てくぞ」
そう言うとフェイはミーシェの腕をつかみ強引に引っ張った。
「あのっ」
「何だ?」
「私はミーシェさんの意見に賛成です」
この小説を読んでる奴らが予想していた通りの展開。
「何言ってんだ」
「だって他の部屋探すとは言っても何か宛があるのですか?」
「……無いな」
仮に宛が見つかってもその部屋が使える様になるには数日かかる。
「ならこの部屋を使ってください。私一人だとベットとかも無駄になりますから」
「だから俺らが一緒に暮らすと逆に狭くなるだろ」
ここで話が振り出しに戻る。……わけねーじゃん。
「どうせ仕事でこの部屋は夕ご飯と寝る時以外使わないと思いますし、ミーシェさんは明日から二課配属になるからクロスベルに残らなきゃいけないし」
後付けってスゲェ便利。後付けサイコー。
「二課配属って……ミーシェどう言う事だ」
「そんなの作者に聞いてよ。あたしも初めて知ったもん」
説明しよう。原作ではもちろんミーシェは存在していない。だから捜査官の試験を受けたのはロイドだけであるが、この作品では存在していなかった人間が存在するという前編の中間あたりでつけられた後付けあるので試験を受けたのはロイドとミーシェで、二人とも合格したと言う事なのだ。そんでもって警察の資料をみたセシラルがその事を知っているっていう訳。
「俺にとっては好都合だな。二課に来られるのは嫌だが働かないよりはマシか。」
「働くのヤダ-」
「あはは(苦笑い)……」
↓から続き
「本当にいいのか?」
「ええ。もちろん。それにフェイさんにはクロスベルを案内してくれたお礼もありますから」
この時フェイとセシラルの目があう。そして二人の顔が赤くなった。
「じゃあ遠慮なくこの部屋を使わして貰うね」
「はいどうぞ」
(俺は本当にこれでよかったのだろうか)
おしまい
作者「後付けサイコー」