二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.38 )
日時: 2012/03/23 23:13
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: gF4d7gY7)

仕事前のひと時

何かと色々あってフェイとミーシェはセシラルが暮らす部屋を使わせて貰う事になった。
そんな訳で次の日の朝。
「皆さん準備は宜しいですか?」
「ああ」
「こっちもおKよ」
三人全員が警察に出勤する準備が整うと、アパートを出て行政区にある警察本部へ向かった。

クロスベル警察本部 会議室らへん(零でも碧でも本部の会議室以外は入れなかったからこの作品では二課が集まるのは会議室って設定にしとく)
「がははは、ちゃんと来たなお前ら。ちゃっかり仕事が無いっていうジョークを本気にしてこねーかと思ったぞ」
先言っとくけどセシラルにはあの二つ縛りでフワフワした受付譲を通して事前に言われてましたwww。
「嘘かよ。付くんだったらもっとマシな嘘ついてくださいよ」
「あれそっちの美人には事前に嘘つくからって言っといたけどまだコイツに説明しなかったのか?」
ドノバン警部は質問をする時も笑っている相当能天気な性格らしい。
「セシラルです。警部が部屋を出た後、彼とても落ち込んでいたので言いにくかったんです。だから言ってませんでした」
なんか深く考えて見るとドノバンやらかしたな—って思った。
「そうか〜ごめんよ〜」
うわスッゲェ適当。スゲー心がこもってねぇ。
「フェイと美人おめぇらは今日から色々こき使うからな、覚悟しろよの前に何でお前らの後ろに可愛い子が居るんだ。これは夢か?」
ドノバン話なげーな。しかも部下の名前忘れるなよ。誰だよこう言うキャラにしたの。まったく。
「初めまして。私は作者の勝手な都合でここに配属される事になった永遠の18歳、ミーシェ・シードです」
「ほぉ。シードって事はフェイの妹か」
「はいこの生真面目でツンデレの妹です」
「普通に喋れ気持ち悪い。ついでにそれ以上喋るな」
激しく同意。略して禿同。あっ気にしなくていいよ。
「とにかく書類とかで分からない事があったらこっちのレイモンドに聞け。じゃ解散」
二課全員は会議室らしき部屋を出た。
「そこに居るのはソーニャじゃねぇか。どうしたこんな時間に。まだ午前中だぞ。まさかあれか?訓練するから誰か貸せか?」
「相変わらず話が長いわね。まあ貴方のカンは当たりよ」
ソーニャ・ベルツ。彼女は警備隊副司令の女性で階級は二佐。タングラム門の責任者。36歳。優秀だけでなく、警察などに情報提供する柔軟性と思い切りの良さを備えていており周りからの信頼は厚い。
「レイモンドさんあの人は?」
「あの人はタングラム門の副司令を務める人だよ。ここだけの話警部の知り合いって皆凄い人ばっからしいよ」
これは作者が勝手に考えた設定です。www
「なんか警部って凄いですね」
「兄ちゃんあの人ソーニャって言ってなかった?」
「ああ、後で挨拶でもしとかなきゃな」
遠くで見ている四人はひそひそと話している。その頃ドノバンは。
「無理だって。この前レイモンド連れてったけど次の日疲労で休まれたし、その前も同じ事起きたし。それにこっちも暇じゃねえんだ」
「あら、貴方の顔には年中暇って書いているけど。それに新人が入ったんで……どうやら知ってる顔が居るみたいね」
ソーニャはフェイの方に向かって来る。
「久ぶりねフェイ。ランディ共々いきなり警備隊辞めたから忙しいってミレイユが言ってたわよ」
「恐縮です。そう言えば何故警察に?」
「午後に特務支援課がウチの演習に参加してくれる事になったんだけど、正直ウチの隊員じゃ彼らの実力は見極められないって思って。それに風のうわさだけど、元遊撃士の女性が二課に配属されると聞いたから」
どこでそんな噂を嗅ぎつけたのか。警備隊恐るべし。
「フェイ、何でお前ソーニャの事知ってんだ。元警備隊なのは知ってるけどお前はベルガード門の方だろ」
「同僚がいつも接待ばかりでろくに仕事をしない司令の代わりに書いた書類などをよく届けてたので」
ついでにミレイユがソーニャを知ってたのは色々あったから。
「じゃあフェイと、妹さんと後ろの彼女を借りるわね」
ソーニャはそう言って帰ってしまった。
「ちょい待てソーニャ。……帰っちまった。フェイなら分かるが何で美人とミーシェまで。まあいい。時間までレイモンドは通常の3倍教えてフェイとミーシェと美人は通常の3倍働いて貰うからな」
「ええ〜」
「レイモンド、色々教えてくれ」
「警部教える側にもなってよ〜」
「名前忘れないでください」