二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.40 )
- 日時: 2012/05/21 20:55
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: UruhQZnK)
警備隊演習への参加要請・開始前
ある日の午前
「とりあえずで捜査二課のしごとを説明するぞ」
早速しごとの説明が始まったがミーシェは捜査二課という言葉を聞いた時彼女の口から、ヤバッという言葉が出た。
「どうしたミーシェ、メシ食って来んの忘れたか?」
「ちゃんと飯は食べてきました、それよりここは交通部交通企画課じゃないの?」
「違うぞ、ここは笑いの捜査二課だぞ・・・あぁぁやべぇ、思い出した」
二人の会話が止むとドノバン警部が何かを思い出したかのように会議室の外に出た。数分後、会議室の入ってきたドノバン警部の後ろに彼と大体同じ背の女性が入ってきた。
「ここにいましたか、新人のミーシェさん来なさい」
「あっ、」
女性はミーシェが返事をする前に会議室を出た。ミーシェもすぐに会議室を出た。
「で、ドノバン警部これはどう言う事ですか?何故ミーシェが集まる課を間違えたのですか?」
フェイがドノバン警部に対し怒り気味に言った。
「いやー、あれは半分俺のせい、珍しく二つの課に新人が来るって聞いたからアイツにその名簿を見せてもらったんだけど、アイツ結構可愛くてね〜つい」
「意味分からん、ついって何だついって。まあ解決したからいいか」
「おわったぁぁ、長かったですね」
「ああ」
「警部、教えるの手伝って下さい、正直キツイ」
仕事の内容を教えられたフェイとセシラルだったが、教えられてそうそうドノバン警部に大量の書類の整理を押しつけられた。
「おーお前ら終わったか。じゃ休憩だ」
帰ってきたドノバンがそう言うと「あんたは何もしてないだろ」とフェイが突っ込んだ。
午後・クロスベル市旧市街
「警備隊演習とは何をするのですか?」
「警備隊演習というのは4〜5人で戦闘の演習をする事だ。演習と言ってもかなり本格的な戦闘をする」
フェイの説明の後二人は家に戻り、色々な準備を済ませ、東クロスベル街道のバスを使ってタングラム門に向かった。
「きた、ノエル、特務支援課の貴方達、もう一戦やれるほどの体力は残ってる?」
ノ「もう一戦って、でも他に誰が」
ロ「エリィ、ティオ、ランディ、体力は持つか?」
エ「ええ、まだ何とか」
ティ「少しキツイです」
ラ「まだまだいける・・・やっぱ無理」
(かっこの初めに付いてる文字はキャラの名前の最初の1文字)
「無理そうね、少し休んでいなさい」
二人がバスから降りると警備隊員にタングラム門の司令官室に案内された。
「入りなさい」
「失礼します」
「ソーニャ副司令官殿、警備隊演習に参加する為に参りました」
「そう、今日貴方達を読んだ訳を話すわ、今ここの休憩所で特務支援課が休んでいるの、貴方達にはそこのノエルと共に彼らと演習をしてもらいたいという事なんだけど」
ソーニャがそう言うと、隣にいる女性警備隊員が前に出て軽くお辞儀をした。
「いえ、でも俺たちは今武器を持っていません」
「それならハルバードをこちらで貸し出させてもらうわ、そちらの貴方は弾を危険性のないダミーにすり替えた銃でいいわね」
「いえ、私は別で持ってきているので」
セシラル以外の3人は少し驚いたが彼女に聞き返す事は無く4人はタングラム門の入口付近へと向かった。
タングラム門入口付近
「おい何でフェイが居るんだよ」
「考えれば分かる。少しは自分で考えろ」
特務支援課のランディがフェイに対しそう質問したが、あっさりと受け流された。
「貴方達は捜査二課のフェイさんとセシラルさん」
「さんは付けなくていいですよ。私たちは年が近いんですからそんな喋り方だとやりにくいし」
「ああ俺もいい。かっ苦しいからな」
「分かりました。フェイ、セシラル、今日の演習は宜しく頼む」
ここで彼らの仲が少し、深まった。
「では位置について」
ソーニャの合図がかかると支援課の4人とフェイとセシラルとノエルの3人がそれぞれ対になる様に立った。
「フェイさん、貴方に教えられた戦法活用していますよ」
ノエルがフェイに小声で話しかける。
「話は後だ。今は演習に集中しろ」
「今まで忘れていたんだけど二課の彼女は何を使うのかしら?」
そう言われるとセシラルは眼をつぶって何かボソボソと口に出した。(ヒュッ)
一瞬だった。この目に見えない程の一瞬でセシラルはどこからか棒具を取り出した。
「どこから、・・・まあいい始めましょう」
フェイがそういってソーニャに始めるよう言った。
「・・・色々聞きたい事があるんだけどそれは後でいいわ。では始め!」