二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 英雄伝説Ⅵ・Ⅶ 無限に続く軌跡へ ( No.43 )
- 日時: 2012/06/02 23:43
- 名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: UruhQZnK)
弟分登場
クロスベル自治州創立記念祭1日目
「明日は休みだから今日は3倍働いて貰うぞ」
「(一同)な、なんだってぇぇぇ」
もちろん3人がそんな事言う筈も無く
「アンタも働け」
「正直休みたいです」
「警部、一回殴らせて」
3人はいつも以上にピリピリしていた。何故ならデスクの上には大量の書類があるからだ。こうなった訳は……ドノバンが一課の捜査している事件やら何やらの資料や書類を持ってきたから。
「今日は俺も手伝うから」
この日はドノバンの手伝いもあって早く終わった。
「お前ら、明日は休みだからゆっくり遊んで来い」
「じゃあ僕はお先に」
二人はそう言って帰った。
「セシラル帰るか」
「はい」
二人も署を出て旧市街へ向かった。
旧市街のあるアパートの廊下
「……そろそろ出て来て貰おうか、俺達を尾行してる奴」
フェイは後ろを振り向いた。
「変わって無いようですね。フェイさん」
「誰だ、姿を表せ」
「貴方はどんな時も気を緩めない。警戒心の強い貴方らしいですね」
会話が止むと柱の陰から青いジャンパーとジーパンを着た背の低い少年が出て来た。
「お前は……どうしてここに」
「好きな人を追いかけてって理由はおかしいですか?」
「全然おかしくないですよ、むしろカッコイイです」
今まであまり喋らなかったセシラルが口を出した。
「所でフェイさんこの方は?」
「ミーシェの幼馴染だ。アイツにに気がある」
「それは他言厳禁ですよ」
「そうだったか、ここで話すのも何だが、セシラル上がっていいか」
フェイは律儀にセシラルに許可を取り、3人は家に上がった。
「今お茶を用意します」
「ありがとうございます」
二人は椅子に腰を掛け、テーブルに肘を付けた。
「さて……フェイさん先ほどから聞きたかったのですがあの人はは?、一緒に暮らしているみたいですけど」
「ああその事か」
フェイはセシラルと一緒に暮らすまでの経緯を話した。
「やっぱり」
「どう言う意味だ」
「最初はこの部屋で恋人と一緒に暮らしているかと思ったんですけどよく考えたらフェイさんに恋人なんかできるはず無いですもんね」
「お前喧嘩売ってるのか」
「そう言う所も変わって無い」
セシラルは会話をかわす二人の前にお茶を置いた。
「おっと、セシラルさんでしたね。自己紹介がまだしていませんでした。僕はユウ・レオール、2年前から遊撃士をしていて、明日からここクロスベル所属となります」
「遊撃士ランクはいくつですか?」
「お詳しいようですね。ランクはFです」
Fランクは2年前のアネラスと同じランクである。
「ただいまー……ユウ、何でここにいるのよ」
「ミミミミーシェさん!」
「コイツもクロスベルに来たんだよ」
「ホントに?良かったこれでパシれる」
ミーシェは歓迎どころか言ってはいけない言葉まで口に出してしまった。
「すまんな、ミーシェがこんな感じで」
「いいですよ別に、もう慣れてますから」
数分後ユウは東通りのアパートに暮らしてると言う事を言い残し帰った。
明日は休みだ
一体何があるのやら