二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.9 )
日時: 2011/12/14 19:17
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: /ReVjAdg)

「あー眠い。悪りぃちょいトイレ」
そう言ってベルフが倉庫を出て用を済まし倉庫へ戻っていく。
寝ぼけたベルフは上を見上げると、夜中に出現するアレを見てしまった。
「ぎゃーーーーーー。でたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。起きろーーーーーーーーーーーーーー。出たぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「ウっせー、黙れ」


第1章 第8話 世にも奇妙なルーアン物語前編(この物語はフィクションです。)


目的を果たし、休む事無くルーアンへ再び出向きある組織の事を調査することになりしかもその組織の事をある程度知っているセシラルにとって第4話の暴走夫と手配魔獣よりも馬鹿馬鹿しい1日になるのは「英雄伝説空の軌跡SC」をプレイ済みの人なら目に見えていた。

[定期船リンデ号] 大体午後1時半ごろ
「ルグランに乗船代金をツケてもらったので乗れましたけど、私が定期船に乗るのはめったにないから大事に乗らないと」
セシラルにとって王都、いやルーアン方面にに出向いたには初めてである。理由としては準遊撃士のころは帝国で過ごし、正遊撃士になってからリベールに戻ってきたためである。
こんな感じでぶつぶつ言ってるといつの間にか席が埋まり座る席が少なくっていた。王都からルーアンまでは定期船を使用して約1時間ぐらい、それだけの時間を立って過ごすのには長すぎるし第一足が持たない。だからと言ってゆかに座るのもみっともない。こう話している間にも空いてる席はだんだん少なくなりとうとうこの階の席は埋もれて行った。階段を上がり席を見渡したがここも開いていない。また階段を降り奥の部屋に行くと2人分の席は空いていた。ふっ、とため息を吐き座ろうとすると客席の方から騒音?が聞こえ・・・いや足音だ。ダダダダダダ、ものすごい足音は自分のいる展望室に向かって来る。嫌な予感が少年の脳裏を横切った。そしてそれが当たるかのように足音の正体が展望室に現れ猛スピードで自分の隣の空いた席に座ろうとした。しかしあまりのスピードの為止まり切れず、その正体の頭が自分に激突し、壁まですっ飛ばされ、さらに壁に激突しそこで意識が途切れた。






「お客さん大丈夫ですか?」
意識が朦朧としハッキリしない状態で気がついた。
何があったのか、何が起きたのか、状況を理解できぬまま起き上がり又意味も無くその場に座った。
「ごめんね、あたしが走り回ったせいで」
足音の正体と思える栗色のツインテールの女性が謝罪をすると、「お客さん気をつけて下さいよ」と船長の声が入った。
「いえ大丈夫です。あれ確か貴方はアネラスさんの知り合いの」
名字がブライトと言うのは覚えていたがどうしても名前が思い出せ無い。
「あはは、あたしはエステル・ブライトよ。セシラル・ワイスマンだったわね」
「覚えてて下さったのですね。有り難うございます」
「いいよいいよ別に、じゃさっきのでおわいこね」
「はい」
「盛り上がってる所悪いけど早く下りてくんねーかな。そっちの譲ちゃんの方は連れが居るみたいだし」
二人の声が混じり合う中、この作者が大体1話に1回はやる会話の水差し行為が起きた。
「じゃ続きは遊撃士協会で」
「ごめんなさい。私はこれから直接調べごとをしなければならないので遊撃士協会にはいかないんです。でも今日の夕方には帰ってくるのでそこでお話しましょう」
「うん。分かった。約束だよ」
エステルが威勢よく答えるとセシラルはその場を後にしてエアルッテンに向かった。









気付いたんだけどセシラルが男って事忘れてたわ。by作者