二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- No,2 正体など判断出来ない者達 ( No.126 )
- 日時: 2011/11/27 10:41
- 名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
取りあえずオレンジジュースのかかった雪を放置し、さっさと帰る晴矢と風介。
何故か風介の目には剣呑な光が宿っているが、そんな事には気付かない晴矢である。
風「私のかき氷私のかき氷わたしのかきごおりわたしのかきごおりワタシノカキゴオリ・・・・」
晴「こえーよ!」
風「私は今直ぐかき氷を食べなければ・・・・う、静まれ私の腕よ・・・ッ!」
晴「もともと腕は静まってるっつーの」
風「邪気眼を持たないなら、私の痛みなど解らないのだ・・・」
晴「アーソウデスカースゴイデスネー」
晴矢が超棒読みすると、背後から
?「うわぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあッ!!?」
・・・・振り返ると、何か風介がオレンジジュースをかけた雪の上で誰かが転んだらしい。
転んだのは、体格が良く、スキンヘッドで『レフェリーもマットも無い道路でコイツとプロレスやったら死ぬよね』という感じのチンピラだった。
チ「オイ・・・・テメェらがやったのか?」
スキンヘッドの奴はこちらに近づき、主犯である風介の胸ぐらを掴む。
後ろにも、部下なのかわらわら居る。
こいつは相当力が強いのか、風介の体が浮く。
風「う、うぐ・・・・」
チ「今なら、財布を渡せばコイツは助かるぜ?どうするか?」
晴「・・・ッ!」
お財布管理者である晴矢は、ポケットの中から、黒い財布を取り出す。
?「これこれ童子(わらし)共」
彼の背後、つまり晴矢達が向かう方向に何かの声が聞こえた。
まさか、別の雑魚グループのリーダーか?と思うと、ガチガチ震える。
、、、、、、、、、 、、、、、、、、、
瞬間、1度瞬きしただけで、見知らぬ少年が居た。
間違えて、映画のフィルムを違う場所で繋げてしまったかの様に。
少年はこちらに背を向けていて、顔は良く見えないが、短い茶髪をポニーテールにした様な髪型だった。
少年は晴矢達に背を向けたまま、目の前の雑魚共に言い放つ。
?「寄って集って(たかって)ガキの財布狙うんじゃねぇよ」
*
久しぶりにNo,2書いたわ・・・
つか、何故スキンヘッド滑って転んだし