二次創作小説(映像)※倉庫ログ

No,1 白銀に輝く雪原と紅く染まる悪夢 ( No.15 )
日時: 2011/11/16 21:08
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

白菜は早歩きでに行く。

一刻も吹雪と離れたかったからだ。

彼と居ると、自分の意志とは関係無しに指が僅かにふるえ、しかも胸にバスケットボールを置かれた様な、ゆっくりとした圧力まで感じる。

白菜は上履きから靴に履き替え、外に出る。

やはり、雪は降って居た。


ーーーーーーー雪はこの世で1番大嫌いだ。


彼女は、心からそう思った。


4年前の雪のある日、白菜は横断歩道を渡っている途中、路面凍結した道路でスリップをした車にはねられ、足を切断する事になった。

その後、どこかの得体の知れない科学技術で足をサイボーグ化してもらい、難なく歩ける事は出来た。



実は、車にはねられたその日。







吹雪士郎の亡き弟、ーーーーーーーーーー吹雪アツヤの命日だった。







何故か、吹雪から聞いた。
その時の年は何年か違うが、白菜の本来の足が無くなった日は、アツヤが亡くなった日だった。

白菜「(家に帰ったら、ココアでも作るかな)」

今日の嫌な事を忘れようと、ポジティブな考えをして、昇降口から出る。


偽造(ダミー)の足で、常人と同じ様に、歩いた。




よくもこんな物が書けるな・・・

なんか、白菜の吹雪嫌い度がヤバい・・・←