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バレンタイン短編 誤解招きのバレンタイン ( No.187 )
日時: 2012/02/13 21:02
名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)

!注意!

・今日バレンタインデーじゃ無いけど短編書きます。

・バレンタインデー?作者は別に嫌いって訳じゃないけど蚊帳の外ぉおぉおぉx((ry




白「(ふぇぇ・・・何かチョコ臭い・・・)」


雪花白菜は通学中である。
何か男子がそわそわしてたり、女子が今から顔を赤らめたり・・・。


そう、今日はバレンタインの命日、バレンタインデーなのである。


因みに彼女は本命を渡す事は無い。
何故なら、この14年間、恋をした事が無いからだ。


女1「しっろなー!アンタ誰に渡すの?」

白「誰にも渡さないよ。まぁ友チョコは別だけどね?」

女2「うっそーっ!?吹雪君に渡さないのぉ!?」

女1「白菜・・・あれ以上のイケメンはこの世に居ないからね?この日を逃したらチャンス無いからね?」

白「・・・少女達よ、男を見る目を養いなさい」

女1・女2「「?」」


白菜はさらりと言う。
女子2人は疑問を浮かべたが、まあそう言う事なのだ。





白恋中に来ると、予想通りの光景が広がっていた。


白「・・・・・・こりゃゴミ収集車必要だ・・・」


彼女の視線の先には、チョコの山が。

犯人は絶対奴だろう。
しかし犯人を見つけても賞金が無いのが残念なのだが。


?「あれ?今年は去年よりも多いね」

白「・・・今直ぐ謝れ、全世界の男子に」


犯人は当たっていた。

ピンポンピンポーン、犯人は吹雪士郎です雪花白菜さんおめでとうございます1億円の賞金でーすと白菜の脳内は言っている。


吹「でも一体誰に謝れば良いんだろうね」

白「まず私に謝れ。土下座しろ。そして穴が開くまで踏んでやる」

吹「・・・遠慮しとくよ」


彼は山の様に積み重なったチョコを片付ける。

白菜は前を横切る。



ガッコォン!!と。

チョコに足を引っかけてこけた馬鹿、白菜の額からそんな音がした。


全「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、」


静まり返る昇降口。
やべぇ、こりゃ額ぱっくり割れたわ、と有りもしないのだが白菜は思う。


吹「だ、大丈夫・・・?」


吹雪は手を差し伸べる。

何故だろう、死に際なのか静まり返った昇降口で彼が天使に見える。


白「何処が大丈夫だと思う?」

吹「え、心が」

白「君の心が滅んでしまえ」


言いながらも、彼女は吹雪の差し伸べられた手を掴む。
少女を引張り上げて、体勢を整え直そうとさせる吹雪。


白「・・・あ、りがとう」

吹「何が?」

白「黙って」


彼女はスタスタと教室へと向かう。


その後、白菜は女子から疑惑の視線を浴びたのは言うまでも無い。





甘が苦手な作者が甘を書こうとする=最終的にギャグになる。

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