二次創作小説(映像)※倉庫ログ

No.4 不可思議な招待状、そしてその名は、 ( No.201 )
日時: 2012/03/03 10:28
名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)

(11/29 17:58 白恋中にて)


今回は早めにサッカー部を終えた吹雪と、そのマネージャー小雪、そして放課後中ずっとある『モノ』を探していた白菜は、自分たちの教室に集まり、何かを話し合っていた。


白「そう言えばさ、北海道の空港からフロリダって行けるの?」

吹「そう言えばボク、あいあむあめりかんぼーいしか言えないよ」

小「日本人が1番覚えなくていい英語を、片言で覚えてどうするんですか士郎君」


彼らは修学旅行でフロリダに行く訳ではない。

白恋中にはそんな予算は無いし、何より目的からして可笑しい。



白「・・・・・フロリダの連続爆破テロ事件で、私達一般市民が同行するのってある意味凄いね」



(11/29 17:58 おひさま園にて)


風「Bonjour.Je suis heureux vous voir」

晴「フランス語じゃなくて英語を喋れる様にしろよ」

白「あーっと・・・?フロリダ連続爆破テロ事件・・・?」


お日様園のある1室、晴矢達は荷造りをしていた。

一方、白夜は基山ヒロトから借りた、吉良星次郎の英字新聞に目を通している。

晴矢は、ブツブツと呪文の様に呟く白夜に問う。


晴「アンタ、英語話せるのか?」

白「読んだりするのは意味が解るけどな。喋れはしない」

晴「宝の持ち腐れだな、能力者」

白「お前こそ。元宇宙人」


適当に言葉を返す白夜。

すると、白夜に英字新聞を渡した張本人、ヒロトが部屋に入ってきた。


ヒ「フロリダへの旅立ちへの荷造りは済んだかい?」

白「まあな。適当に済ませといた」

ヒ「そう言えば、君達はフロリダ連続爆破テロ事件の戦闘要員として扱われるんだって?敵に攻撃が命中する自信は?」


ヒロトは白夜達に聞くと、素っ気なく白夜は答えた。



白「100%。そもそも敵が大き過ぎるしな。外す方が難しい」



(11/23 17:58 帝国学園の食堂にて)


夕日が差し込む誰も居なくなった食堂で、鴉、ユロ、佐久間、源田は居た。
帝国のオカンとして定評のある源田は荷造りを終え、ユロは売店からチョコやアイスを買い終えた所だ。

佐久間は地図にマーカーで何かを書き込んでいたが、鴉の調子が可笑しい。


鴉「私フロリダ行きたく無い」

全「「「えっ」」」

鴉「私、飛行機に乗るとめまいが・・・」

源「まだ乗ってないからな」

ユ「ちゃんとやる事やって」

佐「いつかの俺の台詞パクるな」



3人からの批判を受け、鴉は仕方無く自分の荷造りをする為に戻ろうとしたが、ユロがもうやってくれたらしい。

座っていた席に戻る鴉からは、負のオーラが滲んでいる。



鴉「フロリダ連続爆破テロ事件に、何で態々私達が同行しなきゃいけないんだ・・・」





はい、お待ちかねのNo.4です!

あ、フロリダはアメリカだからって、マークとかディランとか出ないよ?