二次創作小説(映像)※倉庫ログ

No,1 白銀に輝く雪原と紅く染まる悪夢 ( No.34 )
日時: 2011/11/18 17:05
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

白菜は、目を見開いたままその場に凍り付いた様に立ちすくんだ。

硝子戸の向こう、そこには。










血まみれでぶっ倒れていた母親だった。









白菜は強引に硝子戸を開け、走って血まみれの母親の手首に触れた。

雪の様に冷たい手。
脈は僅かに動いていたが、死体の様にしか見えない。

彼女は、手首に触れた時に付着した母親の血の付いた手を見る。


血は、禍々しい赤色をしていた。


ひっ、と白菜は小さい悲鳴を上げる。

こんなにも残酷で、悲しい紅(あか)色は初めて見た。
白菜は、思わず後ずさりをする。
もはや、救急車を呼ぶ事が出来ない程に、彼女はパニックに落ち入っていた。


すると、背後からアウレオルスの吠える声がした。

敵意を持って唸っているのでは無く、誰かが白菜の家に来たのを知らせる鳴き声。
唸っている、と言う訳では無いので、恐らく吹雪では無いだろう。

白菜は、恐る恐る振り返る。

そこには、




アウレオルスも吹雪が嫌いって・・・飼い主に似るってホントだね←

そしてgudagud(普通に書けよ