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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- No,1 白銀に輝く雪原と紅く染まる悪夢 ( No.72 )
- 日時: 2011/11/21 16:25
- 名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
小雪と別れ、白菜は床の血を拭いていた。
アウレオルスも手伝いをしているのか解らないが、何処から出して来たのか解らない雑巾を濡らして遊んでいる。おかげで血は拭き取られたものの、ムラが多い。
白菜の家には、もう彼女と愛犬以外は誰も居ない。
祖母はとっくに亡くなっているし、祖父は何故かアメリカに住んでいる。根っからの日本人なのだが。
父は、物心付いた時から単身赴任で帰って来ない。母は今日、病院送りにされた。
白「アウレオルス・・・もう、私ひとりぼっちなのかな?」
白菜が床を拭きつつ、弱々しい声でそんな事を言う。
アウレオルスは、白菜の問いに答えるかの様に傍に寄った。
白「・・・そうだよね。アウレオルスがいるもん。1人ぼっちじゃ無いよね・・・」
アウレオルスは白菜から離れて、また濡れ雑巾で遊ぶ。
もう綺麗になったから返して、とアウレオルスに言い、別の部屋にある洗濯機に放り込む。
*
ぴ、ぴ、と、心拍数を知らせる音が鳴る。
誰も居ない部屋に、1人だけで女性は倒れている。
30代半ば位だろうか。肌は白く、髪は薄い水色の女性は、ベッドに寝かされている。
その体に複数の刺された様な傷口はあったが、全てが急所では無い。
しかも、それは刃物で刺したとは思えない形の傷口だった。
機械のぴ、ぴ、と言う音は、段々遅くなる。
そして。
ピーーーーーー、と。
心拍数は0を刺した。
*
天才犬なのか、ダメ犬なのか解らないアウレオルスw
つーか、めちゃ駄文だな・・・
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