二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン×REBORN! 神の復活 ( No.22 )
- 日時: 2011/12/18 22:46
- 名前: しろお (ID: xhJ6l4BS)
なんかしばらく見ないうちに参照数がすごいことになってる……
姉が引っ越してPCを持ってかれてしまったため、しばらく返信できませんでした。一度他のネット機関から来たりしてみたのですが、PCのようには安定していなくて……。
やはり更新も返信もできず……。やはり、ここはタメ語ではなくちゃんと謝っておこうと思いました。すみませんでした……。
act.4 青学ボーイズ来る!
東京。青春学園。テニスコート脇。午後十二時四十二分。
「あ、桃ちゃん先輩。一緒に昼飯、食べません?」
「おお、越前。……あれ? 今日もしかして、午後まで練習続く感じなの?」
「そうっすよ」
「うっわー嘘だろぉー! 予定表には今日の練習試合、一時までってなってたじゃんかよぉ!」
「それ明日っすよ。……見間違いってやつっすね」
「なんてこった……。これじゃあ、腹減って死んじまうなあ、死んじまうよ!」
「桃先輩、まだまだだね……」
「おっ、ラッキー。おもしろくん、弁当忘れたんだ。エネルギー切れで、午後の試合は俺が勝っちゃうなぁ」
「千石さん……! くっそ、ぜってぇ負けたくねえ! それに何回言ったらわかるんすか! 俺はおもしろじゃなくても・も・し・ろだっての!」
「おっ、なになにー? 三人で何やってんのー。俺も仲間に入れてにゃー」
「英二先輩、聞いてくださいよ……俺、昼飯忘れちゃって……」
「ありゃまー。奇遇だにゃ! 実は俺も忘れたんだー! 」
「あ、じゃあ僕も行こうかな。僕も忘れちゃってさあー。ははは」
「千石さんも弁当忘れてたんすか!? さっきの発言は一体!?」
「いやぁ、ほら、精神的には優位に立とうと思ってさ」
「なんすかそれ……ま、いいや、じゃあ、三人で行きましょうか! じゃあな越前!」
「ちぇっ。三人とも、まだまだだね」
その日も、アフロディとツナママはデパートへ買い物に来ていた。
二人で楽しくショッピングした後の帰り道のこと。
「今日もたくさん買っちゃったわねー!」
「はい……。サッカーボール、本当にありがとうございました……」
「いいのよいいのよ! でも照美ちゃん女の子なのに、サッカー好きなんて、珍しいわよねー」
今日のアフロディは女の子のようにおしゃれな格好をしていた。ピンクの柄シャツに、レディースのジーンズを着て、白のツバ付きニットキャスケットをかわいらしく頭に乗せている。
サッカーボールを買ってもらえたことが嬉しかったのか、アフロディはいつになく上機嫌だった。振る舞いにかつての独特な美しさが漂っていた。
どこからどう見ても女に相違なかった。それで二人は狙われた。
ひったくりだった。ツナママが財布の入ったバッグを道路側に肩にかけて歩いていたところを、バイクに乗った二人組にやられた。ヘルメットをしているため犯人の顔はわからない。ツナママはバッグを持っていかれて、少しの間ぽかんとしていた。
「そいつらひったくりです!」
アフロディが叫んだ。通りには人が多く、バイクの姿は何人も視認できていたが、生身でバイクを止めることはできない。アフロディはバックナンバーを確認するよりも先に、買い物袋からサッカーボールを取り出した。
すでに犯人との距離はあったが、アフロディは無我夢中になってバイクに向かってボールを蹴る。