二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン×REBORN! 神の復活 ( No.50 )
- 日時: 2012/01/06 23:52
- 名前: しろお (ID: oaiRW.nb)
act.7 イナズマイレブンGO
僕はいつのまにか寝てしまっていたらしい。床に手をついて、体を起こしてみる。
目を覚ましたはいいが、今いる場所に見覚えがない。
しかしなつかしいような気もする。汗とデオドラント、土と泥のにおい。薄汚れたスパイク、乱暴にサッカーボールが何個も詰まったかご。
置いてある棚にはトロフィーが何個も飾ってある。そこには、『20△×ホーリロード優勝』と八年後の年が記入してあった。
なんで八年後のトロフィーが存在しているのかはわからない。だが、ここがどこぞのサッカー部室の中だと理解するのは簡単だった。それはいい、それはいいがなんで僕はここにいるんだ。
たしか朝だった。そうそう、思い出した。ランボが僕に、十年バズーカっていう武器の説明をしてくれていたんだっけ。
「これを撃つと、十年後の俺っちと交代するんだもんね!」。アホ面で自慢してきたな。
あのもっさりモジャ頭から取り出してたけど、どうやってランボの背丈の二倍はありそうなあの紫色のバズーカを収納しているのだろう。折りたたみ式、いやそこはどうでもいいか。
ただのおもちゃだと思ったんだ。でもフゥ太が言うには、「これは十年バズーカといって、一種のタイムマシンだよ」、だった。
「ピンチになると、ランボはこれを使って十年後の自分と入れ替わるんだ」。
子供の作り話だと思って「ふぅん」と僕は感心してる風を装いつつ流した。
それからどうなったんだっけ。最近、リボーンが行方不明になってたから、ツナと一緒に探しに行って、ランボがバズーカを誤射、というよりも、バズーカが暴発してしまったみたいだった。
煙の中で目を開くと、いつのまにかツナがいなくなっていて、僕は何が起こってるのか飲み込めずに気が動転して、慌てて辺りを見回すけど煙で視界が悪くて、ランボの位置が特定できない。
もう一度カチッドンッていう音の連なりが聞こえたと思った瞬間、視界がぼやけ意識が遠のき、すぐにフェードアウト。
気付いたら僕はここにいた。